東京ヤクルトスワローズの2009年度レギュラーシーズン最終戦で♯10城石憲之選手と♯24花田真人投手の引退記念試合を見てきました。
場所は勿論スワローズの本拠地、神宮球場。対戦相手は読売ジャイアンツです。


始球式は花田投手のお嬢さん。

スワローズは二試合前にクライマックスシリーズ進出を決め、どうにか引退試合が出来るようになりました。
ジャイアンツの先発は♯26内海哲也投手。この試合に今シーズンの二桁勝利が懸かっています。一方、スワローズは♯11由規(よしのり)投手です。ちなみに由規投手のご両親が僕の近くで見てらっしゃいました。
両投手の投げ合いで6回裏まで3-2のジャイアンツ1点のリード。
そして7回表の頭にスワローズは投手交代。由規に代わって花田!
一塁・ライト側スタンドから拍手で迎えられた花田投手は♯23脇谷亮太選手をセカンドゴロに打ち取りました!そして、ここで♯88高田繁監督が出てきて投手交代。花田投手は明らかにまだ投げたそうでした。


花田投手は降板する際に、ジャイアンツ側・中央大学の後輩の♯10阿部慎之助選手から花束を受け、球場中の鳴り止まない拍手の中、涙ながらにベンチに消えて行きました。
その後、ジャイアンツも内海投手に10勝目をプレゼントすべく♯47山口鉄也投手から♯22越智大祐(おち・だいすけ)投手の必勝リレー。
8回裏、スワローズ1点ビハインド。オンデッキサークルにはついに城石選手が登場。

そして一死ランナー無しで代打・城石!「かっとばせ~城石!」の大声援の中、見事、左中間を破るツーベースヒット!
城石まだ出来んじゃん?!


その後、代打♯38衣川(きぬがわ)篤史選手がタイムリー!城石選手が2塁から帰って同点!3-3!続いて代打攻勢♯40吉本亮選手がレフト線を破るタイムリー!スワローズ逆転!4-3!!

9回表は城石選手がセカンドの守備につきます。そして、この試合大事を取って欠場していた♯6宮本慎也選手がショートのポジションに。最後の最後の城石・宮本のキーストン(二遊間)コンビ!
城石選手はスワローズに移籍した際、宮本選手から贈られたグラブをつぎはぎしながら12年間、使い続けてきました。最後のツーショット。寂しいなあ。

最終回は本来は中継ぎの♯49李惠踐(イ・ヘチョン)投手がジャイアンツ打線を抑えてゲームセット。スワローズが今シーズン最終戦を白星で飾りました。
ジャイアンツ側からは元チームメイトの♯5アレックス・ラミレス選手から城石選手に花束が。


試合後は、最終戦のセレモニー。

まずは高田監督のあいさつ。神宮球場へ帰ってきます(つまりリーグ優勝して日本シリーズを戦う)と言っていました。いや、まあ言うのはタダだし。けどそうなればいいなあ。

そして引退セレモニー。やっぱ、泣いちゃった花田。セットアップマンとしてスワローズを支え、2006年には51試合に登板しました。いかにもマジメな人ってかんじの人柄がファンにも愛されました。


城石憲之。スワローズきってのイケメン。奥様は女子アナ(テレビ東京の大橋未歩さん)。爽やかで華やかなイメージとは裏腹に、大学を中退してフリーターをやりながらプロテストを受けていた苦労人。元スワローズの選手会長。二塁・遊撃・三塁を守り2005年には130試合に出場しました。

マウンドで胴上げをしてもらった後の花田投手。また泣いてるし。

こちらセカンドの守備位置付近で胴上げされる寸前の城石選手。あくまで爽やか。

花田真人。地道な仕事をしてくれました。本人が言っていたように他チームなら引退試合をしてもらえるような成績ではなかったかもしれません。けど、スワローズってそういうチームじゃん。スワローズのそういう家族的な所が僕は好きです。花田投手お疲れ様でした。

城石憲之。スワローズには珍しく華のある選手でした。思わぬ所で活躍して印象を残す選手でした。選手会長を務め、チームメートからの信頼も厚かった城石。また、スワローズの黄金時代を彩った選手が一人辞めていきます。これも時代の流れか。仕方ないけど、ますます地味なチームになっていく・・・。

城石選手と花田投手の第二の人生が幸せなものでありますように。
最後に、引退セレモニー後、いつまでも止まらないファンの声援の中、二人がスタンドにボールを投げ入れたりシャツを投げ入れた時にBGMでかかっていたAAAの「旅ダチノウタ」のフレーズから
Just say So long 忘れないよずっとずっと
季節が巡っても色褪せずに
城石憲之セレモニー挨拶
「プロに入って15年間、本当に多くの方々の支えがあって、ここまでやってくることができました。今年はケガもあり、二度と神宮でプレーできないと思っていましたが、チームのクライマックスシリーズ進出も決まり、本日このような最高の形で試合に出させてくださり、監督、コーチ、選手の皆さんには本当に感謝しています。今日この試合をもって現役を引退しますが、本当に素晴らしいチームメイトと野球ができて、最高の野球人生でした。最後にスワローズファンの皆さま、本当に長い間ご声援ありがとうございました」
花田真人セレモニー挨拶
「ドラフト5位でスワローズに入団して10年間、たいした実績ない自分にこのような機会を与えてくださった球団関係者の皆様、ありがとうございました。自分のような選手が10年もプレーできたのは、今までご指導くださった監督、コーチ、体をケアしてくれたトレーナーの皆さん、練習の相手をしてくださった裏方さん、共に戦ったチームメイト、いつも応援してくれたスワローズファンの皆さま、少年野球、高校野球、大学野球でご指導くださった監督、コーチ、自分に野球をする機会、環境をくれた父、いつも心配してくれた母、熱く応援してくれた兄、姉、結果が出なくてもいつも温かく見守ってくれた妻と2人の子供たち、全ての方々に支えられてここまでプレーすることができました。子供の頃から夢だったプロ野球選手になれ、10年間のプレーした思い出が一生の宝物になりました。10年間、本当にありがとうございました!」