平等院へは修学旅行で行ったような気もするが覚えておらず、多分来たことがあるであろうということで数十年ぶりの訪問という整理にする。
大阪から向かったので京阪宇治駅から歩いたのだが、さすが京都の夏は強烈だ。
15分弱の歩きがやけに長かった。
それでも無事到着して水辺の向こうに見える10円硬化でお馴染みの寺院が世界遺産なんだと思い眺めると、少し汗もひくような気持ちになった。
自分の周りにはアジア系外国人ばかりだったので10円硬貨を取り出している人は見かけなかったが、多分日本人ならこんな写真を撮るのだろうなと思いながら、やはり撮ってしまった^^
お~っ、全く同じではないかと当たり前のことに感心する。
財布の中から出てきた10円硬貨には昭和48年と刻印されていた。
約1000年前に建立された建造物が50年前に製造された硬貨のデザインで、今それを同時に眺めていると思うと不思議な感覚がわいてくる。
普段は硬貨の製造年など見ないが、これまでどれだけの人の手を渡り今自分の手元にあるのだろうか。
暫くは10円硬化を手にした時、製造年を確認してここへ来たことを思い出すのだろうな。