読者の皆様へのお詫び。。。
小説として、定期的に読んで頂けますように努力しておりますが、現在、十分な時間が確保できず、日々の更新が上手く行っておりません。 できるだけ努力して参りますが、あらかじめご了承頂きたく存じます。
今後も、70年代少年と「三姉妹のFX」をよろしくお願い申し上げます。<m(_ _)m>
ちーっと、いっぷく。
・・・・連続・私小説・三姉妹のFX・・・・・13-6
僕のFXの取引手法と海の手法との根本的な違いは、僕の場合は、相場というか、チャートの雰囲気を重要視してしまうことであり、海の場合は値段の動きを無視して、キチンと自分の方針を固めてオープンポジションを行い、決済の値段をピンポイント出すか、逆指値で損切りのポイントを明確に決めているか否かである。
僕が持ったポジションに対して、決済のポイントや損切りのラインを考えるのに対して、海は、あらかじめ長期の予想を立てておき、それに従ってポジションの方向を定め、利益確保ラインと損切りラインを定めるものである。
僕が、何となく日々トレードしてしまうのに対して、海の場合は長い時には10日以上放置している時もある程である。
健一郎は、僕と海の手法では、完全に海の取引手法に似た手法をとっている。 逆に空は、僕と同様にその場の雰囲気で売買をしている傾向があり、初心者で十分に利益を上げることが出来ているのが、面白いところである。 会話の中で、皆の取引手法、判断の様子が分かったところで、海が僕たちに苦言を呈した。
海:「 取引が上手く行ったか、失敗だったかは、結果論になるんだけど、取引をするまでと言うか、ポジションを持つまでを曖昧にしてると、失敗の可能性が高くなるよ。
」
僕:「 んー、それは何となくわかるよ。 」
海:「 誰でも同じだと思うんだけど、何となくやっちゃうと理由がなんとなくになって、曖昧になって、失敗した時に、失敗を振り返られなくなるの。
そんで、失敗したことの理由が、売っとけば良かった、買っとけば良かった、ってだけになるでしょ。 原因が解らないと、反省もできないし、次に繋がらないよ。 」
僕:「 ごもっともです。 ちゃんとします。 失敗しないように。 失敗しても原因がわかるように。 」
海:「 よろしい。 」
健一郎と空は、黙って会話を聞いていたが、海の苦言の意味合いを理解したのか、それ以上雄弁に相場の話はしなかった。
・・・続く。。。・・・