ちーっと、いっぷく。
大浴場に向かってみると、僕一人であった。 僕は、さっとかかり湯をして、外の岩風呂に向かった。 朝の空気の冷たさと山の澄んだ空気で気持ちが良かった。 海が言うように、チャックアウトまで一時間ほどしかなく、くつろいでゆっくりお風呂に入る時間はあまりなかった。
僕は、近くに迫る山肌を見ながら、物思いにふけってしまった。 気がつくと既に20分以上が経過していた。 湯船からでるとシャワーにむかい、頭を洗って、体も軽く洗った。 慌てて着替えて、ドライヤーで髪の毛を乾かし、て部屋に戻った。
「 ゆっくりしてたのね。 」
「 ぼーっとしてた。 岩風呂でゆっくりしてしまった。 」
「 早くしないと、チェックアウトの時間だよ。 」
「 そうだな。 時間がないな。 荷物纏めるだけだし、まあ、海はゆっくりしてたらいいよ。 」
「 うん。 もう用意できたよ。 」
僕は、着替えをキチンと済ませて荷物を簡単にまとめた。 バッグを開けると僕の着替えはキチンと整理されて並べられていた。バッグに持参したノートパソコンを突っ込んだ。 髪の毛を簡単に整えて、ホテルをデル準備は完了した。 なんとかチャックアウトの時間15分前に終えた感じである。
「 じゃあ、そろそろ出ようか? お待たせしました。 」
「 うん。 行こ。 先ずは大きな観音様だね。 」
「 そうだ。 美味しい店の電話番号のメモ、、、あった。 これでカーナビで行けるな。 」
「 ところでFXの方の悩みは解決した? 」
「 ああ、自分の思い次第なんだけど、気持ちの整理は着いたよ。 」
「 じゃあ、良かった。 」
「 私もね、考えてたの。 FXで儲かることは嬉しいことなんだけど、後味がいい時ばかりじゃないもんね。 」
「 経済って、そんなもんだなぁ。 なんて考えれば楽になる。 」
「 そうね。 そんなもんだよ。 」
「 じゃあ、俺、精算してくるわ。 」
僕は、ホテルのフロントに部屋の鍵を返し、精算を済ませた。そして海とホテルを後にした。
・・・続く。。。・・・