ちーっと、いっぷく。



為替の動きが落ち着き、米ドル/円が単純なボックス圏での動きになっていることに気が付き、単純にボックス圏の下なら買い、ボックス圏の上に行くなら、逆指値の買いを入れることにした。 と同時にそれぞれの注文に指値で決済の注文をくっつけておいた。


つまり、安くなれば買いでボックスの上部で決済、逆にボックス圏を一定水準、上回るとレンジの変更があると見込んで、更に高値で決済となるように仕込んだ。 急激な円高に振れたことで、自然に元に戻ろうとする動きになると見越したと言っても過言ではない。 この際には、更に円高になることは考慮しなかった。


動きを見ていると、約定したのは、ボックス圏の下値の買い注文だった。 自然と反発し、ボックス圏の上までは到達し、決済となった。 逆指値の注文まであと少しであったが、約定はしなかった。

週末が近づき、僕は海に電話をいれた。 とは言っても、毎日の様に海はメールで連絡をくれる。 「 おはよう」と「 おやすみなさい 」だけであるが、それだけでもメールしてくれるのは、心遣いだと僕は自然と受け取っている。


「 もしもし、海、元気か? 」


「 どうしたの? 何かあったの? 」


「 いや、週末のドライブの件、俺が迎えに行くよ。 朝、早いけどいい? 」


「 あっ、そのこと。 うん、大丈夫。 何時に行こうか? どこ行くの? 」


「 行き先は、当日教えます。 朝早いよ。 6時半。 」


「 うん。 6時半ね。 大丈夫。 何か用意する。 」


「 そうだね。 一応、泊まれる準備だけしといて。 もしかしたら帰り、泊まって帰ることになるから。 」


「 そうなんだ。 このあいだも泊まったから、今回、お姉ちゃんにここの部屋のお掃除、頼まないといけないね。」


「 そうか、そんな役割分担があるんだ。 」


「 うん、でも大半、私がやること多いから、頼んでも文句はでないよ。 」


「 まあ、お前らしいいな。 」


「 じゃあさ、週末、朝早いから、マンションの下に付いたら、メールするな。 」


「 了解。 ちゃんとまってるよ。 」


「 あと、楽な格好してこいよ。 長距離のドライブだから。 」


「 うん、じゃあ、おやすみ。 」


「 おやすみ、またな。 」


・・・続く。。。・・・


・・・・連続・私小説・三姉妹のFX・・・・・⑨-7 <トレード編>