超短編 「 告白の日 」 ④
広志と友里 (EP4)
「 ちょっといいかな? 」
「 えっ?
はい、いいすよ。 」
「 人のいないとこがいいんで、公園に付き合ってくれる?」
「 はい。 」
広志は、前の日から念入りに言葉とタイミングを練っていた。男子校出身の彼にとっては、女の子に告白することは、縁遠くハードルの高いものだった。
「 友里ちゃん、あの、今から海浜公園行かない?」
「 でも、授業ありますよ。 」
「 いや、行って欲しいんです。 授業はちゃんとノートと出席を泰蔵に頼んだから大丈夫、友里ちゃんの分は、優子ちゃんがやってくれるんで、大丈夫。」
「 何がしたいんですか? 」
「 二人で、たい焼きを海に返したい。 」
「 何それ? ははは、面白い。。。行きます。」
「 ついでに僕と付き合って下さい。 」
「 断れません。 」