夏炉冬扇 95 「深夜の海水浴」(3)
海水に濡れると、男子のパンツのゴムは緩くなり、女の子のパンティーは脱げてきた。
「もう、無理ー。」と良美の声が響いた。泳いでいる途中で膝まで脱げてしまったらしい。
女の子たちが岸へ向かいながら歩いているのを見ながら、男子諸君も岸へと戻る。若き乙女の綺麗な形のシルエットを見ながら、品評会が始まる。
「一番右は、良美だな。」と良太がいうと、岸側から、「 はずれ、明美。」と返事。
「じゃあ、良美は左から2番目だろ。」と哲也が言うと、「 何でー、正解ー。 」と声が上がり、キャッキャと笑い声がする。
そこに一台のバイクがきた。 女の子たちは急いで堤防の影に隠れる。「 お前ら、何してるの。 」と高校の若い教師だが、全員の姿を見て、「 いいから帰れ、見なかったことにする。 青春だなー。 」と去っていった。
僕の少年の頃のあまいあまい思い出です。