短編 週末の恋人たち (13



片岡には、美佐の発した「建設的」という言葉が引っかかっていた。 もちろん美佐との会話は楽しいものであり、何かを期待させるものであった。 その時、ちょうど前菜が運ばれて来た。



「 うわぁ、美味しそうですね。」


「 予約をした時に、生のホワイトアスパラがあるって聞いたので、頼んでおきました。」



「 美味しそうです。生のホワイトアスパラって、あんまり口に出来ないんですよね。 」


「 ぜひ、口にしてみて下さい。美味しいいですよ。今期は僕も始めてです。 」



「 では、頂きます。んーー、美味しいいです。 生のアスパラって2回目なんですけど、以前、旅行先で食べたけど、それと同じです。 」


「 よかった。ほんとに気に入ってもらえたみたいで、よかった。 ん、確かに美味しいいですね。 」



「 ほんとに素敵なお店をありがとうございます。」


前菜を食べ終えると、メインの料理が運ばれてきた。片岡は頼んでいたメニューは、女性の食べる量も考えてか、それなりの量に設定されていた。 


前菜、メイン、選んで好きなだけ食べられるパン、それにデザートだった。男性でもお腹が満たされる量であり、女性なら充分に満足のいく感じであった。