ちーっと、いっぷく。
・・・・連続・私小説・三姉妹のFX・・・・・④-5
健一郎と空がゲームをしたいと言って、健一郎の部屋に消えていった。 僕と海は、洗物を済ませ食事の準備をすることにした。健一郎の部屋からガヤガヤとゲームを楽しんでいるいる声が聞こえてきて、二人が夢中になっている様子が、僕たちを和ませてくれた。
海は、僕に弟の健一郎ともっと話をするようにと促したが、僕は健一郎から相談があるまでは極力口出しをしないように心がけている旨を伝えた。理由はこれまで、健一郎が彼女や友人と遊んでいる時に限って、タイミングが悪いくらいに何かが起こるからである。
例えば、健一郎が友人を連れて遊びに来ていた時には、たまたま外出から戻った僕が、シャワーを浴びようとした時に、水道のバルブが壊れて、水浸しになり、友人にも手伝ってもらわなくはいけなくなったりしたり、健一郎の彼女が遊びに来る日に限って、大量の干物を貰って来て、部屋中が干物臭くなって嫌がられたり、とまあ、その間の悪さは天下一品であることである。 しかもそれは、健一郎が今の彼女と付き合い始めてから頻繁に起こるので、一度、健一郎から「 何にも、しないでくれ。 」と提案があったこともあった。
こんな話をしていると、海が「 じゃあ、別々に暮らせばいいじゃん。 」と呟いた。
「 まあ、それも一理あるのはわかっているんだけど、実際は部屋の家賃もあるし、保証金とかも負担が大きいだろ、それに親が二人でいると安心しているし、海が遊びに来てるっていうのも知ってるし、別々に暮らすとデメリットも多いからな。 」と僕は答えた。
「 でもね、ズーッと二人一緒なわけじゃないんだから。 」
「 そんなことは承知済み。 そんな心配してるとさ、うちの母さんにも言われたぞ、『 海ちゃんと結婚して、三人で暮らせばいいのに、で、空ちゃんと結婚して4人で暮らせばって。 』、もう、わけがわからん事になってきてんぞ。 」と、軽く海に投げてみた。
「 おばちゃん、そんなこと言ってんの? 」と、頬を少し赤くして海が聞いてきた。
「 そうだよ。 まあ、他人が僕たちのことを見ていたら、絶対に付き合ってるって、思われるようなとこは沢山あるからな。 今のこの状態だって、他人が見ると、恋人同士が仲良く洗物って感じだろ。 まあ、チャーミーグリーンの昔のCMを思い出させるよ。 」
「 そっか。 でも良いじゃん。 これはこれだし。 別に恋人って思われても。 でも、おばちゃんの発言は要注意よね。 知らない間に女房にさせられるかもね。別にいいけど。 」
「 別に良いのか? お前は俺の奥さんだぞ。 それはお前だって嫌だろ? 」
「 そんなんじゃなくて、この状況は良いってこと。 話せる男の人が近くにいて、たまたま血がつながってないって状況、うちは女だけだから。 」と、真っ赤になりながら、言い訳を並べ立てた。
食事の下準備が整ったが、健一郎と空はまだゲームに夢中になっているようだったので、海とお茶を飲みながら待つことにした。
・・・続く。。。・・・
・・・・連続・私小説・三姉妹のFX・・・・・④-5
健一郎と空がゲームをしたいと言って、健一郎の部屋に消えていった。 僕と海は、洗物を済ませ食事の準備をすることにした。健一郎の部屋からガヤガヤとゲームを楽しんでいるいる声が聞こえてきて、二人が夢中になっている様子が、僕たちを和ませてくれた。
海は、僕に弟の健一郎ともっと話をするようにと促したが、僕は健一郎から相談があるまでは極力口出しをしないように心がけている旨を伝えた。理由はこれまで、健一郎が彼女や友人と遊んでいる時に限って、タイミングが悪いくらいに何かが起こるからである。
例えば、健一郎が友人を連れて遊びに来ていた時には、たまたま外出から戻った僕が、シャワーを浴びようとした時に、水道のバルブが壊れて、水浸しになり、友人にも手伝ってもらわなくはいけなくなったりしたり、健一郎の彼女が遊びに来る日に限って、大量の干物を貰って来て、部屋中が干物臭くなって嫌がられたり、とまあ、その間の悪さは天下一品であることである。 しかもそれは、健一郎が今の彼女と付き合い始めてから頻繁に起こるので、一度、健一郎から「 何にも、しないでくれ。 」と提案があったこともあった。
こんな話をしていると、海が「 じゃあ、別々に暮らせばいいじゃん。 」と呟いた。
「 まあ、それも一理あるのはわかっているんだけど、実際は部屋の家賃もあるし、保証金とかも負担が大きいだろ、それに親が二人でいると安心しているし、海が遊びに来てるっていうのも知ってるし、別々に暮らすとデメリットも多いからな。 」と僕は答えた。
「 でもね、ズーッと二人一緒なわけじゃないんだから。 」
「 そんなことは承知済み。 そんな心配してるとさ、うちの母さんにも言われたぞ、『 海ちゃんと結婚して、三人で暮らせばいいのに、で、空ちゃんと結婚して4人で暮らせばって。 』、もう、わけがわからん事になってきてんぞ。 」と、軽く海に投げてみた。
「 おばちゃん、そんなこと言ってんの? 」と、頬を少し赤くして海が聞いてきた。
「 そうだよ。 まあ、他人が僕たちのことを見ていたら、絶対に付き合ってるって、思われるようなとこは沢山あるからな。 今のこの状態だって、他人が見ると、恋人同士が仲良く洗物って感じだろ。 まあ、チャーミーグリーンの昔のCMを思い出させるよ。 」
「 そっか。 でも良いじゃん。 これはこれだし。 別に恋人って思われても。 でも、おばちゃんの発言は要注意よね。 知らない間に女房にさせられるかもね。別にいいけど。 」
「 別に良いのか? お前は俺の奥さんだぞ。 それはお前だって嫌だろ? 」
「 そんなんじゃなくて、この状況は良いってこと。 話せる男の人が近くにいて、たまたま血がつながってないって状況、うちは女だけだから。 」と、真っ赤になりながら、言い訳を並べ立てた。
食事の下準備が整ったが、健一郎と空はまだゲームに夢中になっているようだったので、海とお茶を飲みながら待つことにした。
・・・続く。。。・・・