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オレンジのはね 〜ずっと英語指導がしたい!〜

昼は英語教師 夜は英語塾塾長である私の大好きなお仕事のお話&日々の楽しみをご紹介 ♫

一部の生徒からの

 

 

「なんで英語勉強しないといけないんですか?ここは日本なのに。」

 

 

という言葉を聞くたびに感じている二つ目のこと。

 

 

二つ目の今回は、それを発した生徒に対してである。

 

 

 

 

データをとったわけではないのだが、

 

20年以上生徒2000人以上の生徒に英語を教え生徒を観察し続けた経験から述べてみると、

 

 

 

 

そのような発言をする生徒には以下のような共通の傾向がみられる。

 

 

 

 

まず、

 

 

コミュニケーション力が高い。

 

 

現状に対し不満や疑問を感じ、それを言葉にできるのはコミュ力の高さからだと思う。

 

「そもそも論」が言える生徒は、状況把握に長けている傾向がある。

 

 

 

 

 

時には失礼な物言いに聞こえることもあるが、言葉を発する生徒に対し、

 

教員は真摯に向き合い、自分なりの考察を誠実に伝えていくことが大切だと思う。

 

 

 

 

なぜなら、教員の対応次第で生徒のその後の学習に対する姿勢が変わってくるからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、やや批判的な意見だが、英語学習に疑問を感じている生徒のほとんどは、

 

 

 

日本語の習得への意識が薄い

 

 

 

そんな印象を受けることがよくある。

 

 

 

 

 

 

言葉を学ぶ喜びを知っている者は、決して言語学習に疑問を感じることはない。

 

 

 

 

 

例えば漢字や四字熟語、ことわざなど、

 

日本語の学習を通して味わえる表現は数えきれないほど多く存在する。

 

 

 

 

 

 

さまざまな表現を味わいながら身に付け自在な表現力を得ていくこと。

 

その表現力を利用して他者と対話し、人生を豊かにすること。

 

 

 

 

 

昨今ICT化の普及により言語補助的ソフトが利用できるようになってはいるが、

 

 

 

 

言葉を知り、運用し、自分の語彙に加える行為は、

 

人間が生きている限り続けるべき価値ある営みの一つなのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

せめて、家庭で言葉を大切にする教育をしてもらいたい。

 

何も難しい言葉を使うことをお願いしたいわけではない。

 

 

 

 

 

子どもの言葉に耳を傾け、質問された言葉の意味を一緒に調べるだけでも、

 

子どもたちの言語に対する姿勢は変わってくるだろう。

 

 

 

 

 

生徒自身が少しでも言葉を大切にする心を持っていれば、

 

英語を学ぶ理由を自ら考え始め、自分なりの解が出せる日が来るだろう。

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを頭で考えながら、

 

目の前の生徒に伝えられないまま、笑顔でいる自分がいるのだ。

 

 

 

 

 

「いつか伝えられる日がくるといいな。」

 

 

 

と。