「私が握ったこの土の中には、10億もの微生物が存在するんです」
「え、こんな小さな塊の中に日本の人口よりも10倍も多い命が詰まっているの?」
農業指導のおじさんが、汚れた軍手越しにすくい上げたこげ茶色の土の塊を見せて言ったこの言葉が、『微生物』と言う目で見る事の出来ないこの世の存在を僕に知らせ、ときめきスイッチをONにしました。
土の入った段ボール箱に生ごみを入れて混ぜるだけで、土が温かくなり、数日後には入れた生ごみが跡形もなく消える。小学校の理科の授業を入口に当たり前のように習う事ですが、不思議だとは思いませんか?段ボールには温度を上げる装置もなければ、ごみを食べてくれる虫だっていないのです。それなのに、なぜ土の温度が上がり生ごみは消えて無くなるのでしょうか?
目には見えないのに僕らに影響を与える存在はこの世にはいくつもあります。その見えない存在に僕は魅力を感じています。
形あるものを土に還す能力を持ち、この世に生命が巡る上でとても重要な役割を果たしている。それが『微生物』です。今や地球の主かのように君臨する人間も、彼らの存在数と比較したら空気中の塵にすらならない程少数な存在です。
このブログでは、そんな彼らが演出する『生ごみを土に変身させるマジックショー(生ごみ堆肥)』のメカニズムやそこから発見した事を、僕自身の考えに基づき自由奔放に綴っていきたいと考えています。
方向も定まっておらず、気まぐれな更新なので次回も未定ですが、もし興味を感じてくださったのであれば、継続して読んでいただけると幸いです。
(ちなみに生ごみ堆肥を作る方法や手順について具体的に紹介する事は今のところ考えておりません。手順等が知りたい方は偉大なる先駆者の方々によって作られた文献や、素晴らしいブログや動画をぜひ参考にして下さい。)