何度も読みかけて、途中で放棄して・・を繰り返した作品。
放棄するときは殆ど読めてないままに放棄しちゃうんですけどね。

今回もそのパターンだったんで
読み始めたらさくさく進みました。



覚悟を決めた女性ほど
強く逞しく怖いものはないな・・と思いました。

最近、海東尊作品から遠ざかってましたが
これを機に、家にあるけど読んでない作品も
読みたくなりました。

ジーン・ワルツ (新潮文庫)/海堂 尊

¥500
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バンクーバーではBCメディカルに入っていれば
医療費はタダで薬代だけ全額負担です。

同じBC州やカナダ国内でも違いがあると思いますが
知り合いの話を聞いていても
あまり医療レベルが高いとは思えません。

私は2度救急で病院にお世話になったことがあります。

最初はウォークインクリニックからの紹介でした。
胸に痛みがあったので、検査をして貰うために。
そのときは念のためだったので、
少々待たされても気になりませんでしたが
2度目は救急車で運ばれたのに
血液検査、レントゲン、点滴の処置が終わったのは
・・・・・5時間後!でした。

こっちで検査して薬貰ったものの
症状が一向に好転しないので
日本に帰って病院行ったら
検査結果や投薬内容が全然違ってた・・なんてよく聞く話。

とは言え
日本でも医療崩壊は確実に進んでますよね。
「地域医療」はかなり格差が進んでるって
素人でも分かるレベルに来てるのが怖いです。

いつから、待合室で
看護師さんに「○○様」と呼ばれるようになったんだろう。
未だに、居心地の悪さを感じます。

患者取り違えは問題。
ドクターがふんぞり返ってるもの問題。
だけど、患者を「お客様」扱いする必要はあるの?
「○○様」と呼ばれるようになってから
ドクターや看護師と距離を感じるのはあたしだけ??

そんなことに躍起になるより、やることあるよね?


医師・看護師ともに専門職の方たちなのに
それ以外の事務的な仕事に忙殺されたり
体も精神も酷使しなければいけない状況って間違ってるよね?

仕事に就けない人がたくさんいるなら
事務的な仕事なんて振り分ければいいじゃない。



与えられることに慣れて「当たり前」と思うんじゃなくて
あたしたちも自分でもうちょっと勉強して
地域に何を還元できるかを考える時期なんだと思う。