日本で最後に見た映画です。
『クライマーズ・ハイ
』
日航ジャンボ機墜落事故を扱う、地元新聞記者たちのドラマ。
実際に起こった事故をモチーフにしていることが見に行ったきっかけ。
舞台をやるように、ロングショットで何度も同じシーンを撮って
かなり迫力のある映像になってるという話も、興味深かったし。
あまり深く考えてなかったんですけど
もともと実話や実話に基づいた映画が好きなんで、見に行った。
ただ、それだけでした。
圧倒されっぱなしでした。
2時間超えると、疲れてきちゃうことが多いんですけど
そんなことを感じることもなく。
ただただ、圧倒されました。
映画の中で紹介されるモチーフが
全て事実なのだと知ったのは
この映画について、母と話している時でした。
恥ずかしいくらいに
私はこの事故について知らなかった。
毎年、慰霊登山の様子をニュースで見ていたのに。
女の子の左腕を探していた自衛官の話も
たった1人で飛行機に乗って亡くなった男の子の話も
お父さんが遺した遺書の話も・・・。
胸がしめつけられる想いでした。
ミヤジマケンくんのお母様のコメントにもありましたが
本当に同じ想いでいっぱいです。
「できるだけたくさんに人に見てほしい」。