数学において

"定数"という

概念があります

 

常数や恒数とも言い

変化しない量

常に定まっている量を

指します

円周率πなどですね

 

それに対して

方程式のxやyといった

値が変化し得る量を

"変数"と呼びます

 

 

数式において

定数は凄く大切で

その計算式の

根本的なルールみたいなものです

 

この定数が揺らいでしまえば

そもそもの定義が

おかしくなりますし

 

その計算式の証明には

なんの意味もなくなってしまいます

 

 

 

人生においても

この定数や変数の概念は

適用されます

 

 

この定数と変数の

区別が出来ていないと

すっごく苦労します

 

 

定数というのは

自分ではどうやっても変えられないもの

 

変数は

自分の努力次第で変えられるもの

です

 

 

他人は変えられないけど

自分は変えられる

 

顔は変えられないけど

(整形という手段はありますが)

化粧は変えられる

 

骨格は変えられないけど

体型は変えられる

 

性格は変えられないけど

性格の捉え方は変えられる

 

感情は変えられないけど

思考は変えられる

 

過去は変えられないけど

未来は変えられる

 

 

 

変えられない

定数に悩むのは

自分を知る

きっかけになったりします

 

 

でも

それを変えようとしてしまうと

話は違ってきます

 

 

繰り返しになりますが

定数は変えられません

 

それを変えようと

どんなに頑張っても

変化しないんです

 

 

頑張りの量に比較して

得られるものは

ほとんどなし

 

変わっているように

見えたとしても

 

ハムスターのように

同じところを

ぐるぐると回っているに過ぎません

 

 

変わらないものを

頑張り続けるのって

しんどいですよね?

 

 

それはもう

今この瞬間から

やめましょう

 

 

何かを変えようと

思い立った時

 

それが

定数なのか

変数なのか

それを判断する

癖をつけていた方がいいですね

 

 

変数であるなら

そのまま努力すればいいですし

 

 

それが

定数なのであれば

 

変えることではなく

定数を活かす努力をしていきましょう

 

 

いつも言いますが

少しずつ少しずつ

ですね

 

 

ではでは~