僕たちが

生きていく上で

の存在は

欠かせません

 

人体の約70%は

水であり

体内の代謝活動には

水は不可欠なものです

 

食料がなくとも

人は2〜3週程度

生存できますが

水なしだと

せいぜい3日が限界のようです

 

生活にとっても身近な水ですが

実は不思議なことだらけなんです

科学的にも

解明されていない部分が

結構あります

 

僕たちセラピストにとって

その不思議な水の概念を

知っておくことは

施術の大切な助けになったりします

 

今回は

そんな水のお話です

 

 

まず

水の不思議な性質として

いくつか挙げていきます

 

1.固体の方が密度が小さい

 

固体において

通常原子や分子は

液体時よりも整然と並び

原子間または分子間の

距離も近くなり

密度は高くなります

 

しかし

水はご存じの通り

氷を水に浮かべることができます

氷が浮くなんて

当たり前過ぎて

疑問にすら感じませんが

通常の固体と液体の関係では

めっちゃおかしな現象です

 

でも

この水の特性のおかげで

凍った湖の下で

魚などの生物は

氷漬けにならずに

生きていけます

 

 

2.氷に圧力を加えると溶けて水になる

 

大抵の物質は

液体状態に

圧力を加えると

固体に変化しますが

水の場合は真逆で

氷に圧力を加えると

水に戻ってしまいます

 

 

3.沸点が異常に高い

 

液体の温度を

上昇させていくと

分子の運動は

どんどん激しくなり

液体表面から

飛び出して気体となります

これを沸騰と呼びますが

その時の温度を沸点と言います

 

当然

重い分子であるほど

=分子量が大きいほど

分子の運動は鈍く

沸点も高くなる傾向があります

 

水は違います

水の分子量は18

水の沸点はご存知100℃

水の分子量と近しい

メタン(分子量16)の沸点は

なんと-164℃

分子量だけで言ったら

水の沸点は-150℃くらいであっても

おかしくはありません

 

このおかげで

大きな気温変化があったとしても

水は液体状態を保つ事ができ

僕らの生命活動も

営める事ができます

 

 

4.表面張力が大きい

 

液体の

気体との境界部分は

表面積を小さくして

安定しようとする傾向があり

これを表面張力といいます

 

分子同士の

結合力が高いほど

表面張力も大きくなります

 

水は

エタノールや酢酸といった

他の液体よりも

2〜4倍程度の

表面張力という

これまたすごい

値を叩き出します

 

これが何に影響しているかというと

 

植物が根から水を

吸収する際に必要な

毛細管現象に

とっても大切です

 

水の

表面張力が大きいおかげで

効率的に

植物全体に栄養を

行き渡らせることができます

 

 

とまあ

簡単にですが

水の不思議な現象を

書いてきましたが

 

その特性のほとんどが

"水素結合"によるものです

 

水素結合とは

「水素を仲立ちとして、隣接する分子同士が引き合う結合」

のことを指します

 

うん

なんのこっちゃ

 

 

めっちゃ簡単に

説明しますね

 

水というのは

ご存知の通り

水素原子Hが2つと

酸素原子O一つが

結合することによって

できます

 

このとき

Hはプラス

Oはマイナスの電荷を

わずかながら帯びています

 

プラスとマイナスは

静電気や磁石で体験しているように

引き合う性質があります

 

なので

ある水分子の水素原子と

その隣の水分子の酸素原子が

静電気の力によって

引き寄せ合っている

 

これが連続すると

一つの巨大な

分子のようなものが

出来上がります

 

これが水素結合です

 

このときに水は

四面体構造をとります

 

そして

Oと2つのHからなる角度は

104.5°です

 

これが正四面体構造であれば

この角度は109.5°です

 

なので

水分子は

正四面体構造よりも

少し歪な構造をとるんです

 

 

この歪な構造のおかげで

他種類の分子を

取り込む余地ができますし

アミノ酸などの物質も

静電気力により

引き寄せられます

 

 

そして

水素結合は

共有結合やイオン結合と違って

ゆる〜く結合しています

なので

取り込んだ分子の

切り離しも容易にできるんです

 

 

水の

溶かす力とか

運搬能力って

凄いものがありますよね?

それは

この特性によるものなんです

 

 

僕が施術するときって

この水のイメージを大切にしていて

 

人の身体で制限になっている場所って

固体寄りに硬くなってしまっています

 

それを一度液体に戻して

淀みが流れるイメージで施術する

 

 

水は

周波数によって

様々に形を変えます

 

振動数を上げていくにつれ

水流もまったく変わっていくので

興味のある方は調べてみて下さい

 

 

手かざし療法では

先ほど取り上げた

水分子の角度104.5°にも

変化をもたらすそうです

 

また

言葉掛けや

聴かせる音楽によって

水の結晶の出来方が

まるで違くなってくるんです

 

 

この世界の

あらゆるものは

周波数を持ちますから

それが影響しているのでしょうか

 

人体の約70%も水ですから

施術やお話によって

何かしらの変化をもたらしても

不思議ではない気がします

 

 

 

それと

水の特性で

大事なものがもう一つ

 

水は

"記憶する"

 

ホメオパシーで使用される

レメディーなんかは

元の物質が検知できないほどに

希釈を重ねます

言ってしまえば

ただの水です

 

それでも

先ほど出た

水素結合に変化が出るようで

効果としては実感できる人は多数おり

治療形態として確立されています

 

免疫学者の

ジャック・バンヴェスト氏が1988年に

「極度に抗体を希釈した後でも水溶液は抗原抗体反応を引き起こす能力を保持し続ける」

つまり

「水は以前その水に溶けていたものを覚えている」

といった内容の論文を発表しました

 

論文はNatureに掲載されたため

大きな論争を巻き起こしましたが

最終的には科学的反証のすえに

否定されることにはなりました

 

 

確かに

水は巡っているため

極論を言ってしまえば

すべての水は

この地球の歴史上の

あらゆる情報の記憶を持つ

ということになっちゃいます

 

 

でも

水は記憶を持つ

その可能性を示唆する

事例は幾つもあります

 

臓器移植で

提供者の記憶が移ったなんてことを

聞いたりしますが

細胞に含まれる水が

記憶していると考えたら

面白いですね

 

 

僕にとっても

水は記憶する力がある

と思った方が何かと都合がいいんです

 

その分

出会った方には丁寧に

接しようと心掛けますし

その一瞬一瞬での

言葉がけも大切にできますからね

 

 

感情もトラウマも

全部記憶している

 

 

流れが悪いと

濁ってしまう川のように

人の身体も同じです

 

物質的な老廃物は

もちろんですが

 

感情的な部分もです

 

 

女性は泣くことで

感情も流します

ストレスを溜めやすい人は

体の水の流れが

滞りやすかったりします

 

エネルギーも滞ると悪さしますからね

 

 

エネルギーって

物質から発生してるって

思ってませんか?

 

エネルギーと物質の関係性で

ハロルド・サックストン・バー氏の

こんな研究があります

 

バー氏は

動植物の周りにできる

エネルギーフィールドを

専門に研究していました

 

そして

癌を患った子宮からは

正常の子宮とは

異なる電磁気が

発生していることを

発見しました

 

さらに追跡調査し

見た目には正常な子宮であっても

子宮癌の兆候とされる

電磁気を帯びた子宮を持つ女性は

やがて癌が発症したそうです

 

 

つまり

エネルギーの変化が起きてから

物質が変化していたのです

 

 

物質である体の周りに

エネルギーの設計図がある

イメージでしょうか

幻肢痛なんかは

物質としての脚は失ったけど

エネルギーの脚は残っている

そんな状態なんでしょうかね

 

 

アインシュタインは

「私たちが物質と呼んでいるものはエネルギーであり、その振動は感覚で捉えられることができないほど周波数が低いだけだ。物質というものは実は存在しない。」

こんな言葉を残しています

 

 

エネルギーと物質は

表裏一体であって

切り離せないものなんです

 

そもそも

分けて考えること自体

歪んだ考え方なのかもしれません

 

 

今回は

水と+αエネルギーのお話でした

 

 

この世界は

まだまだ解明されていなかったり

不思議なことでいっぱいです

 

自分の理解・納得できないことを

閉ざしてしまって

自分の枠に収まるのか

それとも

受け入れて見識を広げていくのか

 

 

僕は

可能性のある

面白い方を選びたいな〜と

思います

 

ただ

あくまでも現実は

物理の法則が強いので

そこでの検証は不可欠ですけどね

 

 

ではでは〜