
生理学オタクの理学療法士藤原翔です
さて
皆さん食べることは好きですか?
まあ、嫌いですって方はまずいないのではないでしょうか
美味しいそうなものを目の前にすると
ついつい箸が進んじゃいますよね
食べ過ぎは
良くないと言われますが
具体的に何がいけないのか?
今回は免疫と自律神経の視点から考えていきましょう
過食の弊害を
最初に挙げてしまうと
①体力の消費
②身体の酸欠
③副交感神経の賦活
④砂糖による副腎疲労
順を追って解説していきましょう
エネルギーを補給するために
食事するのに体力を消費するの?
と思われるかもしれませんが
実は食べ物を消化・吸収するには
内臓がフル稼働するため
多くのエネルギーが必要なのです
食物が
最終的に身体生理機能によって
利用可能なエネルギーは
27%未満であり
大部分は熱へと変換されます
そして
あくまでも最終的にであって
その過程では
内臓はせっせと働く必要があるのです
一日の消化・吸収に要するエネルギーは
フルマラソン以上と言われています
また
現代の食事は
白米や小麦など
精製された食べ物で溢れています

食物は本来
それ自体が消化・吸収に必要な
酵素やミネラルを
もっています
精製されたものばかりを食べていると
どうなるか?
消化に必要なミネラルは無理無理
身体の中から供給され
ミネラル欠乏へと陥り
消化酵素を分泌する
肝臓や膵臓といった
臓器は酷使されてしまいます
その上
よく噛まないで食べてしまうと
消化に余計な負担が掛かってしまいます
食事中に
水分を多く摂るのも
控えた方がいいですね
食事と水分を一緒に
摂取してしまうと
胃液や消化酵素が
薄まってしまい
消化不良を起こしやすいです
水がないとうまく飲み込めないよ
という方は
一口に噛む回数が少ないかもしれませんね
次は
身体の酸欠についてです
皆さんは
青潮というものをご存じでしょうか?
※青潮とは
工場や生活排水により海が富栄養化し、それをエサとするプランクトンが多量発生します(これが赤潮)。プランクトンが死滅すると海底に沈殿し、それをバクテリアが分解する過程で、海中の酸素が大量に消費されてしまうのです。その結果、酸素が極端に少ない貧酸素水塊が形成され、魚の大量死といった現象を引き起こします。
この
青潮と似た現象が
過食では引き起こされてしまうのです
ヒトの代謝には必ず
酸素が必要ですし
体内にいるバクテリアも
酸素を大量消費します
その結果
身体は慢性的な
酸欠状態となってしまい
身体は次第に弱っていきます
消化から吸収、そして排泄は
一連の過程であり
全ての過程が完了するまで
最低でも18時間は
掛かります(文献によってまちまちですが)
なので
便として排泄が完了するまでに
次の食べ物が入ってきてしまうと
排泄や吸収は疎かになり
消化に力が注がれてしまいます
しっかりと出せない身体は
しっかり吸収できない身体
という事です
折角良いものを食べても
吸収できないのでは
意味がないですよね
生物の歴史は
飢えとの戦いでした
血糖値を上げるホルモンは
コルチゾール、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、アドレナリンなど
数多くあるのに対して
血糖値を下げるホルモンは
インスリンしかないことからも
そのことが伺えますね
生物は
飢えには強いですが
満腹には
脆弱にできているのです
本来そこまで酷使されるのに
慣れていない腸は
24時間食べ物を詰め込まれ
次第に疲弊していきます
ヒトの免疫細胞の70%は
腸に存在しているため
免疫力も極端に低下していきます
また
単純に消化・吸収、排泄は
副交感神経による
働きが大きいため
食べ過ぎは
副交感神経優位の身体へと
傾きやすいのです
最後に
砂糖ですね
砂糖に限らず
糖を摂取すると
血糖値が
上がりすぎないように
膵臓からインスリンが分泌されます
今度は
血糖値が下がりすぎないよう
副腎から
コルチゾールやアドレナリンが分泌され
調整されています
現代は
コンビニやスーパーに置いてある食べ物には
砂糖がたくさん含まれていますね
果物も昔に比べると甘さが増し
果てには
甘い野菜まで登場する始末です
度重なる
糖の攻撃を受けていると
前回お伝えしたように
副腎疲労を招いてしまいます
まあ
砂糖にはもっと恐ろしい害があるのですが…
今回は割愛します
確かドイツだったかと記憶していますが
「一日二食は自分のため
もう一食は医者のため」
ということわざもあるみたいですね
僕も以前は
腹が減っては戦はできぬ
朝食べないと頭が働かないといって
ガツガツ食べていましたが
今思うと身体の調子はあまり良くなかったですね
食事の質や量に気を遣うと
味覚が鋭くなり
より一層食事が楽しくなりますよ!
ちなみに
朝しっかり食べても
午前中のエネルギーにはなりませんよ
うーん
食事や砂糖の弊害については
改めて詳しく書いていきたいですねぇ
次回は
気持のよい朝を迎えるためには
をお送りします
ではでは
※研修会のお知らせ
この度、アレルギーリハビリテーション協会主催の、アレルギーセラピスト養成コースが岩手でも開催される運びとなりました!
アレルギーを治療できるセラピストが増えていくといいですね
【岩手】6月19日(日)
アレルギーセラピストコース[プレセミナー]
~ホルモンバランスの整え方~
講師:及川文宏
日時:平成28年6月19日
10:00~16:00(9:30受付開始)
定員:12名
受講費:8,000円
(※当日までに本コースにお申し込みの方は、3,000円がキャッシュバックとなります)
内容:2016年7月から始まるPart1~3までの内容についてお伝えします。今回のプレセミナーでは、『ホルモンバランスを整え方』について、実技を中心にお伝えします。
※この内容は、本コースには含まれない内容となっております。
会場:アイーナ(岩手県民情報交流センター)
研修室 814
申込:こちら
よりお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/270ca10a429621
主催:日本アレルギーリハビリテーション協会
アレルギーセラピストコースの全日程は、以下の通りとなります。
(全日程 Part①:7/23・24 Part②:8/27・28 Part③:9/24・25)
本コースのお申し込は、本コースの申し込みフォームよりお願いいたします。
【岩手】7月23・24日(土・日)
アレルギーセラピストコース[Part1]
講師:及川文宏
日時:平成28年7月23・24日
7月23日:13:30~16:30(13:10受付開始)
7月24日:10:00~16:00(9:40受付開始)
定員:8名
受講費:23,000円
(※全3回を受講の方は受講費が20,000円となります)
内容:
1.アレルギーはなぜ生じる?
2.自律神経のバランス
3.自律神経を変化させる要因
4.ストレスとアレルギー
5.アレルギーに対する8つの治療
1)骨の柔軟性の確立とアライメントの修正
2)血管の治療(血液循環を促す)
これらの内容を通して、アレルギーとはどんなもので、アレルギー疾患に対してセラピストにどのようなことができるのかをお伝えする導入部分です。
会場:アイーナ(岩手県民情報交流センター)
会議室807
申込:こちら
よりお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6c793de2429627
※お申し込みの際、
コースの3回「全て受講」であるのか「Part1のみ受講」であるかの選択をお願いいたします。