【活動報告】3/2オレンジティ定例会を開催しました
🌼里親・養子縁組支援を知ろうpart7🌼
座談会『子どもを持つ?持たない?それぞれの選択』
児童相談所ケースワーカーの経験がある河村理事長から里親・養子縁組支援制度について、がん経験者の視点を盛り込みながら学びました。自身の長年の経験から制度を知る事や意思決定時に必要な支援を受ける事、ロールモデルの大切さを伝えました。
座談会『子どもを持つ?持たない?それぞれの選択』ではAYA世代交流会メンバー3人とゲストをお招きして率直に語っていただきました。
子どもを持つことが幸せと思う人ばかりではなく、自分にとっての幸せは自分で決めたいこと、その時に適切な意思決定支援があることが必要だと話し合いました。そのために医療と福祉と患者会などの連携がもっと広がることを願います。
なお、座談会の様子は参加者の許可をいただきなんらかの形で発信したいと考えています。
ご参加の皆さんありがとうございました。
🩵参加者のコメント
🌼私はがんになった後に主人と出会い、結婚をしました。結婚当時も今も、2人で歩んでいくことを選んでいます。がんになった後の人生を考える時、自己決定の連続です。しっかりと自分の気持ちと向き合い、整理するためには、誰かと分かち合う時間が大切であると感じました。
🌼乳がん罹患10年、再々発中です。未婚の状況で家族を持つことや妊孕性への思いを大事に治療方法と今の生き方を選択しています。100%の納得感はないですが、より良く生きられている『今』です。
家族の形は経験上、自分たちが家族と認め合っていれば良いのかなぁと思います。
🌼子どもをもつこと、もたないことへの考えや気持ち、その変化を振り返る時間でした。知識だけでなく、ひとと話すことでようやく実感できることも多いです。期待していたことが実現しなくとも、自分が決めたことと思えるように家族や周囲とも話していきたいです。
※写真は許可をいただき撮影、掲載しています。