少し前になりますが…

見てきました!


『 和のあかり×百段階段2022 』

@ホテル雅叙園東京



ここ何年かは自分の中で

夏の風物詩になっています。




エレベーターを降りると
出迎えてくれる金魚たち。

靴を脱いで
さっそく階段を上っていきます。






【十畝の間 薄暮のあかり】



切り絵が透かされているような葉脈、
とても綺麗。

“薄暮”とあるせいなのか
あったかく感じる気がします。


でも見ている背後では…




捕われた蝶、迫る蜘蛛
脱出不可能!危機一髪!!

という影の物語が。


もう逃げられない?!

この蝶の運命やいかに…







【草丘の間 情念のあかり】
歌舞伎の世界に見る創造的なあかり



この展示は『牡丹灯籠』の世界を
灯籠と傘で表したのだそう。


これの向かい側に井戸も展示されていまして。

井戸があると覗いてみたくなるんです。

なので、この時もなんとなーく覗きこんで…
思わずあとずさり。

怖い(;o;)


その後も覗きこんだ人から

「何これ」
「チョー怖いんだけど」

という声が時々聞こえてきてました(笑)


八百屋お七にまつわる井戸跡が
ホテル雅叙園東京前にあることも
初めて知りました。



他にも、源氏物語に出てくる
六条御息所の説明板など。

歌舞伎の世界の「恋の情念」がテーマになっている
この特別展示。

ゾクゾクしてくるような、
よく効いている室内の冷房が
もっと涼しく感じるようでした。

BGMとして流れていた音楽も素敵だったな。






②へ続きます。