学校に行けるようになってくるにつれ、なぜか塾も休むようになってしまいました
学校を休んだ時、復学支援の先生から、学校を休んだら、塾もお休みとのご指示をいただきます。
これは、塾に行くことで、学校を行かなかったムスメの罪悪感を軽減することにつながるからです。
不登校時代に通っていた塾。
それに行くことは、学校に行かないことを正当化するものでもありました。
親は、学校に行けないのならせめて塾に行って学習に遅れをとらないようにしてほしいと望むものです。
復学支援の先生は言われました。
学校に行けるようになると、不登校時代に通っていた塾がワークしなくなる。
いずれやめていただきますと。
塾の先生に、学校に行けるようになったこと、でも、学校に行けない時もあり、その時は塾はお休みさせたいと伝えました。
面倒見の良い塾の先生は、
それはおかしいのではないか。
勉強が遅れると学校に行きづらくなる。
ムスメが学校に行けるようになったのは、塾に行けるようになって、そのことが自信につながったからで、塾のおかげもあるからなのではと。
その塾を休んだら、逆効果だと、休むことに疑問を呈されました。
確かに学習面では助かっているのは間違いありません。
本当にありがたいと感謝の気持ちでした
でも、復学はそんな簡単なものではない。
勉強が出来るようになったことが自信につながり、学校に行けるようになる。
少なくともムスメはそんなことで行けるようになったわけではありませんでした。
復学支援のプロフェッショナルによる強い信念と、理論と繊細で緻密な計算に基づくコーチングとそれを支える訪問カウンセラーの力量。
ムスメの場合、これをもってしてなんとか動けるようになったわけで、塾の先生がおっしゃるような、自発的な変化で自然にムスメが学校に行けるようになったわけではないことだけは明白でした
とはいえ、私は塾をやめさせたくはなかったのです
でも、復学支援の先生の言うとおり、ムスメは塾に行かなくなり、やめたいと言いだし、塾はワークしなくなりました。