またもや一縷の望みをかけて、復学支援を探しました。

今度こそ慎重に、と思いました。



あるところは、支援枠がいっぱいだということでした。


あるところは、五月雨登校は認めないということでした。


ムスメの学校は少しでも居場所を作ってあげることが大事という方針でしたので、学校の方針と合わないなと思いました。


あるところは、中学生を対象にしていませんでした。


あるところは、ここなら大丈夫だと別の機関を紹介してくださいました。



こんなふうにしてたどり着いたところ、それが今お世話になっている復学支援機関です。


あの時ここに辿り着けていなかったら?



そう思うと、背筋が凍る思いです。


あるとき、一日でも早く学校に戻すことがソリューション、ムスメにはソーシャルスキルが必要だという私に、学校のカウンセラーの先生が言いました。


ここはゆっくりでいいんですよ。
ソリューションなんてそんな簡単なものじゃないのです。
ソーシャルスキルも一朝一夕で身につくものじゃありません。


でも、言われるがままゆっくりしていたら、あっという間に2年生になり、それでもいけなかったら、中学で退学になる。


ムスメが6年生のとき、中学になったら学校に戻れると信じ、諦めて1年待った私達には、何もしないで待つことはどうしても耐えられないことでした。

先生はすぐに復学というソリューションを提供してくださり、訪問カウンセラーの先生はムスメにソーシャルスキルをつけられるようにしてくださいました。



そして、頭で理解できる家庭教育を教えてくださっています。


やっぱり間違っていなかったのです。



これからもどんな困難が待ち受けているかわかりません。


でも、きっと乗り越えられると思います。