うちの娘。

 

平日は小学校に通っていますが

土曜日のみフリースクールに通っています。

 

 

小学校という場所だけではなく

「居場所」と「繋がり」を広げる意味で

(本人の希望もあり)通っていますが

 

毎週とても刺激的でかつ自由で

わたしも子どもの頃に

 

こんな場所があったら通いたかった・・・

そう思える空間です。

 

 

 

今日もご訪問ありがとうございますハート

 

Big smile mamaカウンセラー 
心の安心 身近なあなたの薬箱『みん』です。

 

 

そんなフリースクールから

毎週お便りが配布されるのだけれど

(またこのお便りもね、藁半紙なの。

昭和生まれじゃないと伝わらないかな・・・)

 

今週は新美南吉さんの

「でんでんむしのかなしみ」という

絵本の文章が載っていたの。

 

(出版社によって絵のパターンいくつかあります

わたしは井上さんの絵のタッチが好き♡)

 

 

あなたはこの絵本読んだことありますか?

 

 

新美南吉さんと言えば

 

「手ぶくろを買いに」や「ごんぎつね」など

わたしもきつねシリーズが最初に頭に浮かびます。

 

どちらの絵本も大好き。

 

 

 

以前、上皇后陛下美智子さまが

 

講演でこの「でんでんむしのかなしみ」に

触れられたことでこのお話は有名かもしれません。

 

 

どんなお話かと言うとね・・・

 

一匹のでんでんむしがある日、

自分の背中にある殻の中には

悲しみがいっぱい詰まっていることに気づきます。

 

でんでんむしはお友達のでんでんむしに

そのことを伝えると

それぞれみんな背負っている殻には

悲しみがいっぱいなことに気づくんです。

 

どのお友達も悲しみを背負っていることを知り

でんでんむしは嘆くことをやめる

 

とてもシンプルな内容なのですが

 

藁半紙に書かれた抜粋文章を読んでいたら

なんだかこの場所に書きたくなりました。

 

 

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「かなしみは だれでも もっているのだ。

 

わたしばかりではないのだ。

 

わたしはわたしのかなしみを 

 

こらえていかなきゃ ならない」

 

そして、このでんでんむしは もう

 

なげくのをやめたのであります

 

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悲しみをもっているのは

自分だけじゃないと知って嘆くのをやめた

でんでんむし。

 

これ、人間のわたしたちだってそうだよね。

 

 

人それぞれ、持ってる悲しみは違うけれど

悲しみのない人など本来はいない。

 

自分の持つ悲しみには

 

自分自身が向き合って感じて

時に人を頼って

 

こらえて(乗り越えて)いくもの

 

悲しみをなくそうとしなくていいのだよね。

 

悲しみをもってる自分のこと

 

嫌ったり、否定したり

誰かと比べたりせずに

 

悲しみをもったままの自分を

そのまま受け入れてあげられたらいいよね。

 

だって

 

みんなもっているのだから。

 

あなた1人が特別なわけでも

おかしいわけでもないんだよ。

 

 

 

このお話、きっと年齢によって

感じ方が変わってくるだろうなと思うんです。

 

 

そんなに長い文章ではないけれど

とても印象に残るお話でした。

 

ぜひ、あなたも手にとって読んでみてくださいね。

もしくはお子さんに読み聞かせしてみてください。

 

お子さんだけではなく

大人のあなたにも訴えかけてきてくれる

何かを感じる内容です。

 

 

感じたことを感じたままに

 

 

絵本の世界って子どもだけのものでは

ないですよね。

 

時々

読みたくなるわたしです。

 

 

あなたは絵本好きですか?

 

 

 

 

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