ご近所の底力 | ランタンのブログ

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どーっ しよーっ、もない理由で 名前変えましたから!
大人のオンナにゃ イロイロ事情が あんですよ〜〜><!
(ダンナにバレただけなんだけど…)

タイトルあんまり関係ないです。


このタイトルのテレビに 旦那が出た事あったの。


5年前の、地震特集でね。それ思い出しただけなの。


メグロ缶ってのがあったな。…知ってますか?




節電生活。 ちょっと慣れてきました。


昨日今日、東京も寒いですが、エアコンなしで、夜の明かりはひとつだけ。


子ども達は 寒い部屋も へのかっぱ。部屋中 汗かいて走り回ってるから。


夕方、停電があったけれど、ろうそくをつけて、家族でおしゃべりしたり


子どもに 影絵を作って遊んでました。


子どもの無邪気な笑顔を見ながら いろいろ思いました。


東北の3月は、まだまだ冬です。


卒業式どころか、どうかすると 入学式にも雪降る事があるのです。


そんな東北に、しかも浜風きつい沿岸の


冷えに冷えきった体育館には 暖房もなく


電気も 電話も 水も ガソリンも 食べるものも


届いてないんですよね。


救援物資が早く 届いて欲しいのに、ニュースは 津波の画ばっかり。


報道陣がホテルをすべて借り切ってしまって、被災者が使えないんだそうですね。


長い行列を耐えて、やっと手に入れた食べ物をいろいろインタビューされて、


イライラしたという人もいたそうです。(当たり前だ)


今何が欲しいですか、とか、PTSDには 十分な睡眠が必要だ とか


うんざりしました。 そんなこと聞く前からわかってんじゃん。





被災者のサンドウィッチマンさんのブログは、アタシの思う事ばかり書いてあって、


日テレのDON!に生出演して、いろいろ言ってくれました。


学者さんに向かって、「十分な睡眠なんて、とれる訳ないじゃないですか!寒くて 地震ばかりで、


地獄なんですよ!」


テレビスタッフにも、 「何が欲しいかだなんて、すべて欲しいですよ。向こうはなにもないんですから。 津波のシーンは もういいから、避難所をいっぱい撮って下さい!


それから、無事である顔を映して。 もうプライバシーの侵害とか考えてるヤツなんかどこにもいませんよ。


テレビの向こうに 安否確認したい人々が ゴマンといるんですから!」



ホントに胸がスカッとしました。




原発の放射能漏れ事故で、旦那が 今日、自宅待機になりました。


旦那は 阪神大震災の被災者で、夙川で、もろに死と隣り合わせになった人です。


今回、ばあばの無事が分かるやいなや、彼は 号泣しました。


「どうせばあば、最初っから避難してへんかったやろ!あかん!」


と、電話でばあばを怒ってました。(はじめて怒った)


ちょっと笑ってしまった。命がけの ばあばの横着っぷりに。


ばあばは全く動く気がなかったそうです。(婆め!) でも、一件先はつぶれたそうで…!




まあとにかく、祈る事は続けたくて、今日も 近くの神社へ。すると、


先客がいました。 おじいちゃん。


はだしで、お百度ふんでました。 寒いのに!


人がいないほうがいいらしいから、退散。いつもの募金箱まで行きました。


「今日は小銭。えへっ。」 とお金を入れると、お店のおばちゃんが、


「もうねえ、毎日 金額がすごいの。銀行持ってくでしょ。すると、銀行でも専用口座がすごいんだって。


悲しいけれど、嬉しいわねえ。」


ほんとうに、毎日、悲しくて、苦しくて、歯がゆくて、不安で。


でも、けっこう 嬉しいこともあるもんですね。


東京人の 買いだめには ちょっとあきれてるけど!