デュオアクティブETとCGF | プライマリー・ウェイ 〜心をつなげる家庭医を目指して〜

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初期研修医を終えてからも基本から勉強しないとなーと思って日々少しずつ成長!?しているDr hikoです。初心を忘れずにしたい。がよく忘れる(笑)。

今日はお天気が良く、外はポカポカして、春の訪れを感じる日でした。

もう2週間くらいしたら桜も咲くんだろうか。

 

今日の創傷回診で、デュオアクティブETとCGFの違いについて、薬剤師の先生に教えて頂いたのでメモ。

 

簡単に言うと

デュオアクティブETは表皮に留まるような浅い傷に対して

デュオアクティブCGFは真皮に至るようなやや深めの傷に対して

使うとのことです。

 

デュオアクティブCGFは、創を密閉して湿潤環境を保ち血管新生・肉芽増殖、上皮形成を促進するもので、二次治癒ハイドロゲル創傷被覆・保護材に分類されます。

 

対して、デュオアクティブETは、CGFと同じくオレンジ系の色がついていますが、薄く半透明であるため、貼っても創部が観察できるという特徴があります。

 

色は同じだけど、デュオアクティブCGFは厚め、ETは薄いというのが見た目の違いですね。

 

ちなみに、デュオアクティブの成分はストーマの皮膚保護剤に使われている成分と同じだそう。

そもそも、デュオアクティブのようなドレッシング材はストーマに使われたのが始まりだとか。

 

ドレッシング材は、褥瘡の治療に今やなくてはならないものですものね。

 

名前を知っておくのは大事だなーと思う。

最近、周りの方が「こうばいが綺麗に咲いてるよー。」と話しをされたが、僕の頭の中「コウバイ?勾配?坂道に咲いてるってこと?何が!?」みたいになったので(笑)、「紅梅って、ピンクの梅のことなんですねー。白梅なら聞いたことあるけど。」って感じでした。

紅梅も白梅も綺麗ですよねー。

寒さの中で花を咲かせる梅のようになりたいものですねー。