5歳になったCocoさんへ・・・ | 明るく楽しい子育て in オランダ

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渡蘭して、早10年以上…

フルタイムしながらの育児は、楽ではないけど、それでも幸せいっぱいであれる様に。
毎日を、楽しく生きる!一生懸命に生きる!

お誕生日を迎えてから、数日が経ちました。

数日前までは4歳だったのに、5歳になった途端に、グンと大人になった雰囲気に驚かされます。

なんだか、数日前よりもグンと逞しく構えた心の姿勢がキラキラと輝いて溢れていて、

母ちゃんは、そんなCocoさんに甘えたくなるくらいです。
(甘えてるしね・・・実際)

お誕生日プレゼントに待望の目覚まし時計を!
朝起きる時間を自分でセットして、アラームの音で起きてきて・・・
すっかり、大人な気分よね
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さて、今年のCocoさんの誕生日、今までの時よりも、Cocoさんが生まれた日のことを想いました。

あの日、オギャーと泣いて生まれた儚いほどに小さかったあなた・・・

5歳を迎えた今では、母ちゃんを励まし、慰め、許し、受け容れ、寄り添ってくれる「大きな」存在となりました。

いつの間にか、守ってあげるはずの母ちゃんが、Cocoさんに守ってもらう立場になり・・・

あの赤ん坊と、今のCocoは、本当に同一人物だろうか?

と、訳のわからぬ疑問を抱いてみたりするアホな母ちゃん

とにかく、子供の成長って奇跡だなと思い・・・なんだか、胸がクーッと熱くなりました

(・・・が、それに比べて母ちゃんは、全然成長しておらず、ごめんちゃいね。)


今日は、そんな5歳になったCocoさんに驚かされたことを褒めまくりで綴っておきますね。


最近、CocoさんがFigoの面倒をそれはそれはよく見てくれますね ハートぃっぱぃ

しかも、その寛容的な態度には驚かされることが多いです。

Figoが悪さしたりして、Cocoの作っているものを壊したりした時のこと・・・

「Figo!どうしたの?どうして壊しちゃったの?Cocoせっかく作ってたのに~。」

と、最初は、もちろんガッカリするし、怒るのだけれども・・・

「Figoもやりたかったの?やりたかったけど、出来なかったから壊しちゃったの?」

(うんうん。と、うなづくFigo・・・)

「じゃぁ、一緒にやろうよ!」

「やだ!Figo出来ないもん!」と、Figo・・・

「いいよー、出来なくても。最初にCocoがやるから、同じことをFigoもやってごらん?それで出来なかったら、Cocoがヘルプするから一緒にやろう!」

・・・・もう、母ちゃんビックリです。

自分の子供だからでしょうかね?

あの赤ん坊だったイメージが抜け切れていない為に、過大評価しすぎでしょうかね?はにわ



相手が犯した悪さの裏には理由があったんじゃないか?と、想像し、許し

相手が求めていた要望にのってあげ

出来なくてもいいよ。と、受け容れてくれて

まずは、一人でやらせてみて

それで出来なくたっていいんだよ、と、安心させてくれて

その段階を踏んだうえで、一緒にやるという提案


それは、大人でも出来ない人もいるアプローチの仕方だと感心しましたよ。

本当は、せっかく作っていた(その時はHAMAビーズ作成中)ものをバラバラに壊されて、

せっかく作ったのに!プンっ!って、なるよね・・・

(もちろん、そうやって怒るときもあるよね。それが普通だよ。)

それなのに、最後は、自分の膝に座らせて一緒にビーズを並べる共同作業

しかも、細かいビーズを扱うのは少し難しそうなFigoには、使う色のビーズを色の混ざったビーズの中から探して分けるFigoにあった難度に下げた的確な指示

そのおかげで、Figoも、「できない!」とキーっとなって作業を投げ出すこともなく、

二人で共同作業

そんな光景を母ちゃんは食事の支度をしながら眺めていて、こんな子供たちに恵まれたことへ感謝しておりましたほろり



母ちゃんのお手伝いも率先してしてくれてありがとう。

「ママは、いつも一人で全部やらないといけないからね。だから、Cocoもお手伝いするよ。」

って・・・

(だけど、見たいテレビが始まると、すぐさま「じゃ!」と言って去っていくあなた・・・。その、ギャップも笑えて好きですよ。)


母ちゃん、「やることたくさんあるから・・・ごめんね。」と、仕事アフター帰宅してからの時間はバタバタしてて・・・

だから、食事終わった後の束の間しか遊んであげられないんだよね・・・

遊んでると、時間が遅くなるから、寝る前の本は読む時間もなく

どちらも両方やってあげられる時間の余裕がなくてごめんね・・・

それに文句も言わずに、「ママ大変ね」って、励ましてくれてありがとう。



色々な場面で、大人な対応をしてくれるCocoさん・・・

本当はもっと甘えたいんじゃないかなぁ?

だけど、言えない、甘えられないプレッシャーを与えてしまっているかな?

と、心配な気持ちもあります。

だから、Cocoさんが、「ママ、いつもOpvang(学校アフターの託児所)お迎え来るの最後!もっと、早くお仕事終わってよ!」って、要望をぶつけてくれたりする時は、正直ほっとします。

(だからと言って、早くお仕事終えてお迎えに行くことが出来ずににご要望に沿えないのだけれど・・・)

でも、結局は、「ママもね、もっと早くお仕事から帰りたいし、早くお迎えに来て、一緒に遊んだりしたいんだよ。だけどね、ママお仕事しないと、皆とおいしいご飯食べたり、楽しいことをさせてあげられないから。だから、一生懸命、毎日お仕事いかないといけないのよ・・・。」と、理解を求める回答になってしまい・・・

だから、「ごめんねぇ。」って、謝ると

「いいよー。ママ大好きだから。」って、許してくれてありがとう。

「ありがとう。」って、伝えると、

「いいえー。」って、照れて口元ゆがませながら答えてくれて、ありがとう。


Cocoさん、あなたには、とっても救われています。

だけど、Cocoさんが我慢していることが多かったりするんじゃないかと・・・

感心することが増えるほど、実は心配にもなります。

もっと、子供らしく天真爛漫に無邪気であってあげさせたいのに・・・

かなえてあげられる機会が少なくてごめんね・・・

だから時々、「嫌だなぁって思うこととか、ないですか?あったら何でも言っていいんだよ。ママは、いっつもCocoの味方なんだから。」って、確認するのよね・・・

そんな時のCocoさんの返答は、学校であった他愛もない在りがちな出来事だったりして・・・

それを聞くと、「やっぱり、5歳の小学生なんだな。」って、ホッとしちゃったりして


だけど、だからって、それに甘んじて甘えっぱなしじゃいけないからね

もう少し、もう少し・・・時間にも気持ちにも余裕を増やしていけるように・・・

もっと穏やかで、心豊かな毎日の時間を増やしていけるように・・・

母ちゃんも工夫して生活向上に努めますね



今の母ちゃんは、こんなことして遊ぶくらいしか出来ませんが・・・
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僅かな時間しかなくても、僅かな時間を愉快な時間に変える

こんな母ちゃんは他にはいない!と、信じて一緒に歩んで行ってくださいな。


Cocoさん、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。


あ、褒めまくりで締めくくりたいところですが・・・一つだけ。

5歳になったのだから、シャツ出しっぱなしは直してくださいね。

おなかが冷えるし、シャツだしスタイルじゃぁ、プリンセスにはなれないぜ ティアラ