先日、ふと自分で書いた過去のブログ記事を読んでみた
思い返せば・・・
ブログを始めたのは、Figoが6ヶ月くらいの時だったかな・・・
子供達の心境や成長に合わせて、子供たちにとってベストって何かな?と、色々と試行錯誤しながら、積み重ねてきた毎日。
日々変化する子供達に学びながら、私の子育てに対する考えもそれに合わせ、日々成長や変化を繰り返してきた。
その時は、それでよし!と、思っていても、
後々、「あぁ、これは違ったな。」と、思うこともあるし、
逆に、過去の自分の考えを読み直して、
「おぉ!それはいい!大事なことを忘れてた!」
と、気付き直すこともあった。
うん。
だから、やっぱりブログを続けていくっていいなぁ。って、思ったのです。
このブログは、私の備忘録であり、
将来子供たちが大きくなった時に、また振り返れる思い出なのです。
と、いうことで、
今日もまた、忘れぬように今のうちに書いておこう!
Cocoはもうすぐ5歳、Figoは8月に3歳を迎え、
最近は前よりももっと二人遊びのバリエーションも増えて、楽しそう
でも、やっぱり、喧嘩もしますわね
前までは、語彙の少なかったFigoが、言葉で言い返せない分、体を張った応戦に出てましたが、
今では、言葉が達者になったFigoもしっかりと口で応戦してきますので、
口喧嘩が増えました。
うん。
これも成長の証だね
先日も、口喧嘩がありました。
母ちゃんが車を運転中
後部座席に座る二人が、
(悪戯か何かをしたんだっけかな?理由は忘れちゃったけど・・・)
どっちが先にやったか、やらないか、
「Cocoじゃない。Figoがやったんだ!」
「違うよ。Figoじゃない!」
ってな、やり取り。
どちらかが、やった張本人で、どちらかは濡れ衣を着せられている方
(母ちゃんは、どちらがやったのか知ってましたけどね・・・)
黙って聞いていると、
Cocoが、「ママ!Figoがやったんだよ!本当だよ!」って、言ってきた…
Cocoが、やったことを知っていた母ちゃん。
「嘘つき!」と、一喝することも無論出来ましたがね・・・しなかったよ。
代わりに、母ちゃん、こう返しました
「ママは、どっちがやったのかは知らなくても良いや。やった人は、『本当は自分がやったんだ』ってこと分かってるでしょ?だから、分かってる人が、悪いことしちゃったな。って、自分の中で反省すればいい。」
そしたら、すぐさま白状しましたよ
「ママちゃん、ごめんちゃい。Cocoがやったんだよ。本当は。」ってね。
素直だなぁ~。
と、まずは感心、感動
「あのね。ママは、嘘をつくっていうことは好きじゃないんだよ。悪いことしちゃっても、その時は本当のことを言ってほしい。そうしたら、どうやってそれを直せるかな?って、『一緒』に考えられるじゃない。だから、本当のことを言ってくれると嬉しいよ。」
そしたら、お二人とも、「はい!」ってお返事してくれました。
そう、それでいいんです。
誰が犯人なのかを追求したり決めることが大事なんじゃない。
(もちろん、誰がやったのかわからないと解決できないこととかもあったりするから、それは時と場合に寄るけれどね・・・)
やったことが、どんだけ人を困らせたのか、
どれだけ痛い思いをさせたのか、
何がいけなかったのか・・・
それを知ること、分かること。
分かったら、次はやる前に相手の気持ちや、起こり得る事態を「想像」することで、自分に、「待った!」をかけれるか?
大事なのは、そこではないかと…
そのポイントを押さえていない、「下手」な犯人探しはしたくない
昔、私が子供の頃に、やってもいないことで大人から怒られたことがある
私はやっていなかったけれど、もう1人もやっていないという
本当は、どちらがやったのか・・・
白状するまでお叱り受けた
私、やってないのにな・・・。
なんで怒られなきゃいけないんだ?
なんで分かってくれないんだ?
いつまで続くんだこれ?
そんな気持ちがぐるぐる回るなか、拘束は続くわけ
だって、どっちも白状しないんだから
結局、「今、白状すれば許してあげる。」の甘い言葉に負けて、
私は白状した。
本当はやっていないのに。
そして、結果、やっぱり、怒られた・・・
甘い罠にまんまと引っかかってしまった!
そこで学んだんです。
嘘でも突き通して逃げ切るのが賢い道なんだ・・・とね。
でも、それって、悲しいね。
そんなのを賢さと言うのは本当は違うんだ。
そんな不要な要領の良さなど、おふたりさんには身に付けないで欲しいのだ。
母ちゃんは、そんな要領を学んだ自分は好きになれなかった…
だから、母ちゃんみたいになっては、なりませぬ・・・
自分にすら嘘をつくようになってはなりませぬ…
子供って、大なり小なり嘘をつく者
大人になった私たちも、子供の頃は同じだったはず
嘘をつかない人などいない
だからと言って、嘘をついている!と、勝手には決めつけないで欲しいのだ
実際に嘘をついていると分かっていても、「嘘つき!」の姿勢からアプローチはしないで欲しいのだ
そうしたら、本当は白状してスッと解放されたいのが本音だったとしても
子供は、相手が自分を受け入れてくれる姿勢が見えないと、心の扉を閉めて、本音、本当のことを言わなく(言えなく)なる
嘘にもいろいろある・・・
嘘の中身
嘘をついている理由
嘘でもつかないとならない事情
そういうことが裏にあるかもしれないことを想像もせずにダメはダメ!と、一方的に切り捨ててはいけないと思うのだす
子供と同じ視線に立とうとする姿勢を子供に示し、子供の気持ちに寄り添って、
子供の気持ちを「想像」し、汲み取り、一緒に「お話」する
子供が心の扉を閉める「癖」を付け、扉の開け方を忘れてしまわぬように…
扉を開放し、「素直」であれるように・・・
先日、Cocoが素直に白状してくれた時、
母ちゃんは、とっても嬉しかった
母ちゃんが伝えたいことは、この子の中でちゃんと積み重ねられているんだ・・・
と、自信と安心感を感じさせて頂きました。
ありがとう
これからも、子供とはこういう姿勢で向かい合って、歩いていきたいな
この気持ちを忘れないで行きたい
まぁまぁ、お気楽極楽で生きましょ~や。
心からの笑顔を絶やさぬように