子育て本の中で、時期を限定しないで、ふとした時に横において、見返す本が、題名のとおり、「子育ての教科書」という本です。教育カウンセラーでかつ明治大学の教授の諸富祥彦先生が30年間の経験を通じて子育ての神髄を1冊の読みやすい形にまとめた本です。
カバーを開いたところに
「私が強く感じているのは、親自身がいつも安定した気持ちでいることが一番大事だということ。そして、「あなたの事が大切なんだ」「あなたに幸せになってほしんだ」という思いが伝わるに一貫した愛情を注ぎ続けること」
と書いてあります。私が以前に紹介した本、「かわいがり子育て」も「まずママが幸せに」もこのメッセージの一部分にスポットを当てた本ですね。
この中で、子供の年齢と成長に応じてギアチェンジが必要だと言っています。
0~6歳 めいいっぱい愛情を伝える「ラブラブ期」
6~10歳 社会性と協調性をはぐくむ「しつけ期」
10~18歳 自分づくりを支える「見守り期」
私はラブラブ期を卒業の時期にきました。ギアチェンジしなくては・・・さて、次は何を大切にしようか・・・と考える時、0~6歳で書かれていることに違和感がないのだから、きっと次の段階の方向性も、この教科書の方向になるんだろうな~と思います。これをベースに、また色々読んだり、考えたりして次の私の子育てのシンプルなガイドラインを考えたいと思っています。
私は本は、図書館で借りたり、読んでもすぐ中古で売ってしまったりするのですが、この本は子育てが終わるまで、なんとなくそばにおいておく気がしています。