2009年公開映画「仏陀再誕」のワンシーン
12月17日(水)にエル・カンターレ祭が幕張メッセで行われ、全世界3500ヶ所に同時衛星中継されました。
私は高知支部精舎において、衛星中継にて行事参加いたしました。
演題は「真理への道」
冒頭、印象的だったのが、大川隆法総裁の表情がとても厳しかったこと。
このような厳しい表情をした大川隆法総裁を見たのは、そう、2009年幸福実現党立党の折り、数々の政治面での御法話の時以来でしょうか。
2009年の大川隆法総裁は、まさに不惜身命でした。
いや、2009年だけではないのですが、この年の総裁は、鬼気迫るものがありました。
不惜身命とは、その字の如く、「この世の命を惜しまず」です。
昨日のご法話は、2009年以来の、大川隆法総裁の決意表明のように、私には思えたのです。
では何が大川隆法総裁の表情を厳しくさせたのか。
講演の内容から察するに、やはり「トランプ革命」ではないでしょうか?
11月にアメリカ新大統領に選出されたトランプ氏。早くもロシア・プーチン大統領や、台湾・蔡英文総統、フィリピン・ドゥテルテ大統領らと、オリジナリティーの高い外交が始まっています。
一見、コワモテな方々であるが、実は皆、親日的なマインドを持ちます。
これらは諄々と、日本国内でも知られるようになるでしょう。
幸福の科学的にも、トランプ革命が成って、「やれやれ」と一安心なさっている、会員信者諸氏が多くいらっしゃると思います。
しかし、これはそれほど、単純なものではないのです。
親中的なヒラリー・クリントン女史であったら、最悪、米中同盟を締結される可能性がありましたが、それはなくなりました。
つまり、日本にとってのトランプ革命は、「最悪のシナリオではなくなった」ということなのです。
つまり、「日本が何もできず、侵略の憂き目にあう最悪のシナリオ=米中同盟がない」というだけです。
そう、日本の苦境は、全く変わっていないのです。
なぜか?
それは、日本が変わっていないからです。
日本の「価値観」が変わっていないからなんです。
「真理への道」の講演で、大川隆法総裁は、「このままだと、この5年の間に、東アジアで戦いがあるでしょう。」と述べました。
結構踏み込んだ言い方で、「短期的には〇〇だが、長期的には・・・」とか、「できるだけ短くして、平和を・・・」と言う内容だった。ショッキングな言葉です。
私は、「それは、日本争奪戦では?」と思いました。
アメリカ・ロシア・台湾・フィリピンら、親日的で信仰心を中心哲学に持つ国々と、中華人民共和国や北朝鮮、そして場合によっては韓国といった、反日的で信仰心を持てない共産主義的国家群とが、近未来の東アジアのビジョンと覇権を巡っての争いです。
なぜそれが日本争奪戦になるかというと、日本が付いた陣営が勝つからです。
中国もアホゥじゃぁないので、今の状況が、中国包囲網であることはわかっていると思いますので、何か仕掛けてくるでしょうから、予断を許しません。
問題は、そのことについて、国政を預かる人たちも、日本のオピニオンリーダーだと思っていたマスメディアも、どうやらそのことに、気が付いていらっしゃらないようだということです。
大変ショッキングな事実です。
私も、できうるならば、信じたくないのです。
しかし・・・。
日本よ、迷妄のまどろみから、なにとぞ目を覚まし賜え!
戦後、敗戦の痛手から、神や仏、そして宗教を日陰に追いやって70数年、今日本は、「信仰心」とか「無神論=共産主義」という、思想の黒船襲来の時代に、既に入っていることに気づき賜え!
日本はもう、何かを決めなければなりません。
何かを決めるには、何かを捨てなければなりません。
これから数年、日本の決断が、世界の未来を決めます。
日本は、世界の未来に責任を感じ、「決断する勇気」を持たなければならないんです。
今ならば、その決断が正しければ、それだけで、本当にただそれだけで、日本の恒久的平和は成り、東アジアの安定的平和は成ります。
それだけの力が、今の日本にはあるからです。
その正しき決断のために、日本に幸福の科学があるのです。
日本が行うべき正しき決断とは、「神仏は存在する」「人は等しく、神仏の子である」「人生には目的があり、使命がある。」という、「真理への選択」なのです。