暑い!本日の高知市の最高気温34℃!!
黒潮による海洋性気候の高知は、意外や意外、最高気温はそれほど上がらないのです。
大体高知市で33℃、もっと南部の室戸岬や足摺岬だと、30℃を越えることは珍しいのですね。
そして夏は常に南風が吹き、そのため夕立(いわゆるゲリラ豪雨)もありますので、暑い期間は長いのですが、本場の夏は、結構過ごし易いのが高知なんです。
ですから、南国高知と言われますが、高知県民って、結構暑さに弱いところがあるんです。(苦笑)
まぁ、夕立と常時吹く風で、夏でも空気が澄んでおりますので、日差しの強さは一級品ですが。(^^;
しかしここ数日、高知らしい、入道雲が出ていません。
これは夕立が降るだけの、上昇気流が起こらないほど、相当強い高気圧に支配されていると思われます。
高気圧というのは、下降気流です。
強い高気圧は、上昇気流で起こる積乱雲(入道雲)の発生を押さえ込みます。
四国中部の早明浦ダム水系も、取水制限となりました。
私の暮らす高知の周囲は、日照りの様相を呈してきましたね。
早明浦周辺はともかく、高知においては、とても珍しい気象となっています。
とにもかくにも、今年の暑さは一級品です。
なにとぞ皆様、熱中症には十分ご注意を!
伊方原発のある愛媛県では、原発再稼動に反対するデモが行われてましたが、デモにご参加の方も、どうか十分、水分とミネラルを補給してくださいませ。
東京電力福島原発事故で、放射線で亡くなった方は皆無ですが、熱中症で命を落とす方は、数多くいらっしゃいますので。
暑い中、デモにご参加なさった方々は、本当にご苦労様ですが、原発は止めていたとて安全ではありません。
燃料棒が熱いままだからです。
原子炉の中の火の点いた燃料棒は、冷却しないと暴走し、手がつけられなくなってメルトダウンしますので、厳密な冷却が必要です。
燃料棒が冷え切るまでは、相当な年月を要します。
その間に、冷却システム等でトラブルがあると危険ですから、いっそのこと、燃料が燃え尽きるまで、厳重に管理されている原子炉野中で燃やし尽くした方が、はるかに安全でございます。
「えっ、そんな話、初めて聞いた」ですって?
そうでしょうねぇ。
左翼の世論のともし火を、なんとか守りたいマスコミが、そんな、中国様に都合の悪い情報を、ちまたに知らせるわけがありませんがね。(笑)
とまぁ、石油輸入国である日本の、エネルギー戦略の基幹である原発が止まれば、南シナ海で中国軍艦が跋扈すれば、日本の運命は風前の灯であって、第2次世界大戦前に、国連軍によるABCD包囲網(アメリカ・イギリス・中国・オランダ)による海上封鎖で、石油が輸入できなくなった状況と同じことになります。
つまり、日本を追い込むのに、ミサイル一発必要ないわけです。
石油を止めれば、それで日本は実質的に終わりですから、超ローコストで侵略が可能なんですね。
これは、今も昔も変わらないんです。
それだけではありません。
石油文明が終わらない限り、これからもずっと・・・です。
様々な報道の陰に、こういう、きったない謀略があること、これを日本が忘れるならば、決して歴史を反省したとは言えないし、平和を愛しているとも言えませんよ。
ともあれ、原発再稼動は何よりの朗報。
というのも、原発が稼動している限り、四国においては、電気の使いすぎによる停電の心配がないからです。
毎年、熱中症で亡くなる方が多いですが、最近の傾向として、夜間朝方の、家の中での熱中症が激増しているんですね。
これは、政府が節電を呼びかけてから、急激に増えてきたんです。
と申しますのも、昨今の住宅は、機密性がとても高く、エアコンを使う前提で設計されている住宅が大部分です。
つまり、住宅全部が、魔法瓶のような構造なんですね。
それで節電のため、エアコンを切ってしまうと、待機電力等で、蒸し風呂のような状況になって、ご高齢者や子供さんらが、寝ている間に熱中症になってしまうということです。
またそれだけではなくて、私なんぞは、病院勤めでございますので、電力供給がおぼつかない現状だと、不安で不安で仕方がないんですね。
と申しますのも、病院というのは、膨大な電気を使うからなんです。
MRIやCTスキャンなどの大きな検査は、電力消費量はハンパないですし、手術だともっと使用します。
現実的なこととして、「もしも、停電の恐れのある状況下なら、手術はできない」と思っておいていただかないといけません。
お腹や頭がパカッと開いた状況下や、人工心肺装置を回している心臓の手術まっさい中に転電したら・・・・。
おお、それはそれは、もう考えるだけでおぞましい状況ですから、もしも最初から長期停電が予想されるのなら、手術はできないと判断するべきなんです。
となると、原発を回さないということは、たとえ放射線で亡くなる方とかがいなくなったとしても、検査や手術ができなくなることで亡くなる方が多発する世界が現れるということですね。
さて日本国内では今、電力の需要の高い季節において、古い火力発電がフル稼働です。
内燃機関は、常に使い、たびたび整備しないと故障しますから、こういう状況は緊急避難措置であって、何年も継続できるものではありません。
一日も早く、全国で原発を再稼動し、安定したエネルギー供給体制を復活させ、さらに、より大きなエネルギーを安定して供給できるようになることを、一国民として、また国民市民の命をお預かりする医療者の端くれとして、心より願っております。
それでは、またのお越しを。