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第三次安部政権が発足した直後、天皇陛下が「生前退位」へのお言葉を述べられました。

これは、安倍政権が目指す、「憲法改正」への強い不満感の現れとも言えます。


憲法改正は、周辺諸国事情から、絶対に避けて通れないですが、元来宗教家である天皇の元首化を掲げております。

これは、うがった見方をすれば、天皇の政治利用であり、為政者としては、由々しきことであろうからです。


最近では、またまた北朝鮮からミサイルが発射され、秋田県沖に着水しました。

秋田県沖、国土から極めて近い位置への着水であり、マスメディアももっと騒がなければならないはずです。


なら応戦」「陸地狙ったのでは」秋田知事が暴挙に憤りhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000572-san-soci  




日本人は、基本的に平和主義者なんだと思う。

そして、平和な現状に、満足していると思う。


だから、「今のままで良い」というのが、腰抜け外交を許し、また村山談話や河野談話のような屈辱談話を許し、また、それを推進する政府を許し、なんとなく世論を誘導しているマスメディアを許していると思う。


日本的美意識である、「こちらが戦意を持たなければ、相手も持たない」という心がけは美しいと思います。


私は、この日本的美意識は大好きです。

しかしそれは、相手も日本人と同じ美意識を有しているという前提が必要なことは、少し人間関係に幅のある方ならご理解いただけると思う。

そう、「世の中、そういう人ばかりとは限らない」という、実に簡単な真理をご存知のはずですから。


現在朝鮮半島は、朝鮮戦争を経て、北朝鮮と韓国の二国に分かれています。

65年あまり前の、朝鮮戦争の勃発のきっかけをご存知でしょうか?

それは、韓国が日本に進軍しようとして、韓国軍が南下しようとしたので、北朝鮮が背後を突いたからなんです。


当時日本はアメリカとの戦争の結果、軍隊がなかったので、「今なら勝てる」とあ奴らは進軍してきたのです。

そして、背面がすっからかんになったので、北が南下してきたのですね。


アホです。


そういう輩が、わが国のすぐ隣にあるのであり、弱みを見せると、「今だ!」とスイッチが入る思考回路のようで、それは今も基本的に同じなんですね。


「セミ狙う カマキリのうしろに すずめあり」

悲しいけれど、これが世界の常識なんです。



先日幸福実現党本部に、選挙違反に関しての取調べが入りました。

各選挙事務所ではなく、政党本部に入るのは極めて異例のことですが、これが北朝鮮にどのようなメッセージとなったか・・・ですよ。


民主主義国においては、選挙は政策で競われるのが本筋で、これは世界の常識です。

ですから、「国防をしっかりすべし!」と訴え続けている幸福実現党が、未だ議席を得られないとなれば、それは日本国民は「国防なんかに税金を使うなんざぁもっての外」という意思を持っている・・・と受け取られても致し方なしなのです。


これが、民主主義を踏まえた上での「思考」というものなんですよ。

「日本人は、そういう直接的な思考を嫌い、声なき声を察しているのだ」といくら言っても、それが通じるのは日本国内だけなんです。


日本人は、「今は平和な時代なんだから、今のままがいい」と思うのは理解できますが、世界の情勢を踏まえ、その中で、どのように平和を構築していくかは、ちゃんと考えなければならないし、政治はそれを国民に説得して、理解してもらわないといけないと思う。


いくら「春の気候が快適だから、春のままがいい」「秋のさわやかな気候が好きだから、秋の快適な気候のままがいい」と言っても、季節はめぐり、暑さ厳しい夏は訪れ、寒さ厳しい冬は来ますよね。


夏や冬を、春や秋のように快適に過ごしたいなら、エアコンを買ったり、夏服や冬服を用意しなければいけませんよね。


世界は刻々と変化しているんだから、その中で平和に、そして豊かさを享受したければ、それに応じた立ち居振る舞いをしなければなりませんよね。


幸福実現党は、それを7年も言い続けているんですよ。



江戸時代は鎖国で平和であったでしょうが、その間に、欧米諸国は植民地獲得時代となって、幕末期には、世界で有色人の独立国は、日本とタイなど数国しか存在しませんでした。


吉田松陰先生は、「当時の幕藩体制、つまり、各地幕府と藩という半独立国家の分裂状態では、どこかが欧米列強にやられたら、なし崩しに切り崩される」ということで、幕府に国家体制を改めるように促したのが、維新革命の発端です。


実に明快です。吉田松陰先生の兵法だと、確実に日本を護れるのです。

百万人の武士がいる当時の日本です。各藩の思惑を超えて、日本が一致団結すれば、侵略的意図を持つものからすれば、たとえ攻撃はできても、侵略することはできません。


結局これで、幕末の日本は護れたんです。


しかし江戸幕府は、安政の大獄など、幕府の存続を望むあまり、多くの志士、そして国内の有望な人材を、粛清する方向で幕府は政治権力を使いました。


「徳川幕府は、国家の安泰より、体制維持、つまり自身の生活の拠り所を選んだ」と歴史家に言われても致し方なしです。


今の日本を取り巻く様相は、幕末期に極めて近い情勢となっていると思います。



「歴史は繰り返す」

日本国内のコップの中の争いをしている暇はないし、そして、いつまでも平和が続く前提の政府の対応やマスメディアの論調で、国民の眼を現実から背けさせることは、もうやめにしないといけないと思います。


中国は現在すでに、200発もの核弾道ミサイルを日本に向けています。

北朝鮮は、ミサイル実験を繰り返し、着実に制度を上げています。

失敗から得る教訓が最も多いのは、どこにおいても同じことです。


アメリカは財政難から、アジアから引いて行くことは確実です。次期大統領がトランプ氏であろとクリントン氏であろうと、程度の差があるだけで、ベクトル自体は同じです。


アメリカなしで日本を、そしてフィリピンや台湾やベトナムや、南シナ海の石油通過ルート(シーレーン)を護ることを、政府は考えているのか!考えていて、それを実行する気概があるのか!


日本には実力はあります。しかし実力があっても、その気がなかったり、打つ手が遅ければ、第2次世界大戦の二の舞にだってなりかねないのです。


ロシアは親日的な国風ではありますが、あそこが気まぐれで、ちゃっかりと侵攻してくる歴史に、世界は翻弄し続けたことは忘れてはなりません。


季節はめぐります。

夏が来るなら夏のいでたちで、冬には冬の装いが必要です。


真冬に、春や秋と同じ生き方ならば・・・。

夏冬を過ぎ越す工夫を怠ったならば・・・。


それでは、またのお越しを。