「人生に勝利する詩」 大川 隆法 著 「光ある時を生きよ」より 


人々よ 大いなる希望を抱け

ひたすらに 神の光はあふれくる 神の力はあふれくる 神の勇気はあふれくる

大いなる光の泉 知恵の海 愛ある山河 慈悲の空

涙に曇ったその目とて 涼風一過 輝かん 

 

人々よ 成功こそ夢に見よ

敗者は敗者の夢を見る 勝者は勝者の夢を見る

同じく夢を見るならば 勝者の夢をなぜ見ぬか なぜ成功をこそ夢見ぬか

常によき夢見続けて 初めて勝利の時至る

人々よ 人生に勝利せよ 成功をこそ実現せよ



何のために悩むのか 悩んで道が開けたか 悩んで幸せになりえたか

悩みを丸めて投げ捨てよ 悩みを川に流し去れ

悩みの中に真理なし 悩みの中に光なし 



人々よ 不愉快を追放せよ 不機嫌を追放せよ

鏡に映った その無愛想な顔は 一体だれの顔なのだ

笑顔の顔こそすばらしい

こぼれるばかりの白い歯こそ 幸福駅の入場券

笑顔が笑顔を招くのだ

 

人々よ なぜ 喜ばぬ

朝(あした)に命のありしこと 夕べに家のありしこと

吸う息があり 吐く息もある

樹木の緑のありてこそ 清き酸素に恵まれる

熱き血潮(ちしお)の巡りてこそ 身にあふれくるパワーあり

 

人々よ 背伸びをするな 嘘をつくな 見栄をはるな

そんなことをせずとも あなたは神の子 そのままで光っている

うわべをつくろうな 虚栄を排せ

神の子は  そのままで尊いのだ 



人々よ しかし絶望するな

この世に不可能なことは 何もないのだ

人間は  空を飛んだではないか 人間は  月を歩いたではないか

人間は  太平洋の底の潜ったり 地下を打ち抜いては 鉄道を通したではないか

 

人々よ 無気力になるな 否定的な心になるな

無気力からは  何も生まれない 否定からは  肯定は生まれない

強く打ち出せ 自分の姿勢を

強く肯定せよ 自分の将来の夢を

私はできるぞと宣言せよ

 

人々よ 言葉には  力があるのだ

これを  言霊(ことだま)という

消極的な言葉を 多く使う人は 打ちのめされた人生を送るのだ

積極的な言葉には いのちがある 魂がある

これをなぜ  活かさないのか 



人々よ 自分の人生を肯定するように 他人の人生をも肯定せよ

他人を  よき人だと思え

他人を悪く思う人は 自分も他人から  悪く言われる

陰日向なく  人をほめよ

ほめる力で  その人はよくなり ほめる力で あなたもよくなるのだ

 

人々よ 常に善意を  人に施せ

他人が  悪意を向けたからといって 自分も悪意を創造するな

あなたは  善意の供給者たれ

圧倒的な善意で この世の悪を押し流せ

この世が  善意で満ちたなら それがすなわち 天国なのだ

 

人々よ ビジネスに疲れるな

ビジネスを 時間の切り売りだと思うからこそ あなたは疲れたりするのだ

ビジネスは  真理伝道の場だ 人々との出会いの場だ

縁あって出会った人々を どうやったら幸福(しあわせ)にできるかを 考えるあなたであれ

 

人々よ 時間を惜しめ

時間は あなたの命だ

その命を  見殺しにせず 大切に使え

不眠症の人は喜べ あなたは時間創りの天才だ

さあ  悩んでいるひまがあったなら バリバリ勉強しょうじゃないか


 


人々よ 愛は貯金だ

あなたが他人を愛したなら その愛は銀行の貯金となり あなたに利子が支払われる

あなたが他人に愛されたら それもあなたの人徳で 

あなたの財布の小遣いは どんどんどんどん 増えてゆく
 

人々よ 病に負けるな

病の時には 病に最大限に利用せよ

あなたはまず 反省の時間を得た

この時に  哲学者にでも 詩人にでもなれるではないか

病の時を利用して 長編小説を構想し 大作家にでもなればよい

 

人々よ 失恋などに負けるな

失恋は 詩人を創り 宗教家を創り 思想家を創り 有名なスポーツ選手や 政治家までも生み出すのだ

失恋の数の 世界記録にでも挑戦しろ 



人々よ 離婚再婚 何するものぞ

あなたは  他人の何倍も 貴重な体験を得たのだ

他人の評価を  気にするな

あなたこそ 人生の達人になって 青年たちの師となれる 最重要の 人物なのだ 


人々よ 鼻歌を歌って歩もう

どんな試練も経験と 英知の珠玉に変えてゆこう

大地にしっかりと立って さあ  朝日に向かって歩いてゆこう



不幸などない

人間は  永遠の生命だ

幸福をこの手で がっちりとつかんでゆこう