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人気バラエティー番組、ホンマでッか!?TV(毎週水曜日午後9時放送フジテレビ系列)でおなじみの、武田邦彦中部大学教授。



わかりやすく明確な論説で、「石油製品は再生するより、燃やした方が環境負担が少ない」など、これまで環境方面に関して、多大な影響を与えていらっしゃいます。


その武田教授が、元理化学研究所(理研)の小保方晴子さんが発表した、STAP細胞に関して、これまたこれ以上ない明確な論説を、ご自身のブログサイトで発表なさっていました。


目からウロコの内容です。



どうもこの、STAP細胞関連のニュースはわかりにくいと思います。

私はES細胞まではなんとか理解できるのですが(笑)、様々なSTAP関連のマスメディアでの情報は、???です。

私は看護師ですので、一応その分野の言語中枢は持っているつもりなのですが、あはは、STAPはさっぱりです。(爆笑)

でも、私より頭脳優秀なはずのお医者さんに伺っても、やっぱりよくわからないらしいのですね。


これはひょっとしたら、情報を伝える側のマスメディアの理解に、問題があるのかも知れません。

マスメディアは文系頭脳なので、理系の最先端の理解がイマイチかも知れません。



ともあれ単純頭脳の私は思うのです。


そもそもSTAP細胞は、世界的権威ある雑誌、Nature(ネイチャー)で小保方論文が発表されて大反響になったわけで、1億円以上の国費を使って理研は「STAP細胞はない」「小保方論文は捏造」と結論つけましたけれども、それならば理研は、「世界的権威ネイチャーを相手に、同じことが言えるのか?」と思いますがね。



http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151106/dms1511061206014-n1.htm


小保方STAP細胞論文が捏造で間違いならば、ネイチャーの判断が間違っていたということになります。

私はぜひ理研には、また小保方氏の博士号を剥奪した早稲田大学には、ネイチャーの判断の間違いを、科学的根拠に基づいて立証していただきたいと思いますね。



またそもそも、STAP細胞があるかないかが、人類にとっては重要なことです。論文の書き方がどうのこうのというのは、学者さんにとっては重要なことかも知れませんが、論文の書き方など知らぬ、私らにとっては、「あったかなかったか」だけが重要です。


そしてそれが再現できるかどうかも、重要ではなく、「かつて確かに存在した。」というだけでも、大きな大きな進歩です。


かつて恐竜が存在しましたが、「かつていた」というだけで、重要な考古学的真理ですよね。


ひとつの真理は、学問的業績とすれば、人類にとっての多大な貢献です。

そこから新たな真実の扉が開かれるからです。そのためにこそ、研究はあるのではないですか?


厳重な調査をしたが、ネスコにもクッシャロ湖にも大型爬虫類はいないので、恐竜がいたことの証明にはならない・・・とはならないはずです。


https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1144


武田教授のお話を伺って、小保方氏がキラキラした瞳で毅然と言った、「STAP細胞はあります!」の言葉が、地動説を中世の教会に否定され、宗教裁判の後ガリレオ・ガリレイが言った、「それでも地球は回っている」という有名な言葉とリンクした気がしました。


後の世の人たちは、科学万能と言われている現代社会のことを、「暗黒の科学の時代」とか、「科学の本質が失われた時代」とか、我々が中世キリスト教社会を見るような眼で見るかもです。


ともあれ、研究の話は研究者に聞け!


研究の裏事情を知り尽くした武田教授が語る、「無給の研究者であった小保方氏は、上司や理研の許可なしで、何もできなかったはずだ」また、「STAP細胞を特許にした理研は、STAPの実在を知っていたはずだ」という、ホンマでっか!?なお話です。


それでは、またのお越しを。(^O^)/


      


STAP事件の真犯人―1 「発見」を「盗んだ」人武田邦彦教授(中部大学) 2015年01月27日http://fight.ganriki.net/TAKEDA.html#obokata1


 STAP事件はNHKや毎日新聞が情報をかく乱しましたので、なにがなんだかわからなくなりましたが、事件は比較的、簡単でした。この際、真犯人を特定しておくことは、今後の不祥事の防止や、若い研究者がバッシングを受けないためにも大切なことなので、ここで整理をしました。

 小保方さんは早稲田大学の博士課程を卒業して(教育用語では修了と言います)、理研に無給研究員として入ります。理研はしっかりした組織を持ち予算で動いている研究所ですから、「理研にとって価値のある人は有給、価値はほとんどないけれど、研究室を提供するぐらいはしても良い。勝手に研究してくれ」という人は無給でいそうろうさせることもできます。

 無給ですから、正式な職員の権限もなく、予算もなく、自分でなにかの研究費に応募して獲得した研究費や、上司(若山さん)の助手として言われたことを研究するということになります。

 現代は、お師匠さんのところで無給で修行するなどは少なくなり、合理的な雇用契約関係で仕事をしてもらうのが当たり前の時代です。そうしないと、本人の業績や責任、それに安全管理に至るまでいい加減になるからです。

 いずれにしても小保方さんは2011年ごろから2年間、無給で若山さんの指示で研究をしていました。なにしろ決済の権限もないのですから、実験器具、装置、マウスに至るまで許可が必要だったと考えられます。

 そこで、STAP細胞を発見し、若山さんと連名で論文を提出しています(不採用で世には出ていない)。連名ですから、若山さんも一緒に研究をしたということになります。研究もしていないのに、ましてその研究を理解していないのに自分の研究室の無給研究員の研究を名前だけ横取りすると詐欺になります。

 ところが、2012年の暮れ、つまり小保方さんが理研に入ってから1年10ヶ月ほど経った頃、理研が奇妙な動きに出ます。それは、無給研究員で研究をしている小保方さんの研究を「理研の特許」にしようと計画したのです。

 論文は研究者が書くものですから、組織の中にいる人は勝手に書くわけには行きませんが、その名誉(名誉だけ)は研究者がとります。でも特許は「出願人」が理研であれば「理研の工業所有権」となります。つまり、主体者は論文は研究者、特許は商業上の権利ですからお金に直接関係があり、この場合は理研がとりました。

 論文の方は笹井さんが小保方さんに協力し、特許は理研の知的財産部の担当者が入ります。それに弁理士がついて、「新規性=発明は科学的に初めてか」、「進歩性=学問的に新しくても社会に貢献しないものは特許にならない」を確認し、特許の「実施例=現実に実験した手順を事細かに書いて、それがだれでも再現性よくできることを理研が保証する」ということを確認します。

 論文は出しっぱなしで、何の権利も生じませんし、誰かが論文の通りにやっても問題はないのですが、特許は特許権を買わずに勝手に実施すると特許権の侵害ということで訴えられ、膨大なお金を取られます。つまり、論文はある意味で個人だけの責任ですが、特許は自分がお金を取る権利があるし、他人の行動を制限しますから、厳密さが求められます。

 またもし研究にあまり関係ない人が共同発明者に入っていると、それだけでフロードとなり、特許は取り消し、膨大な賠償金を支払う場合もあります。つまり社会で権利を有する特許は「ウソ」は許されないのです。

 理研は理研と関係先を出願人にした「STAP細胞の特許」を2013年4月に出しました。この時期、小保方さんが無給研究員を終わって1ヶ月ですから、特許に関する発明は小保方さんの無給研究員時代の成果です。

 小保方さんは無給での結果ですから、その業績は小保方さん個人のものです。それを理研が横取りしたものですが、後の理研の態度から言えば、「重要特許」ということですから、数10から数100億円の収益は期待したでしょう。そうなると、小保方さんに1億円ぐらいのお金を渡してその発明を買い取る必要が生じます。

 また、理研が「発明は存在し、意義がある」と組織として判定したことにもなります。つまり、2013年4月、理研が「特許出願を認めた」という時点で、社会との関係においてこの発明は小保方さんから理研に渡ったものです。だから小保方さんはその後の再現性などには責任はありません。

 また、STAP論文はNHKと毎日新聞、ミヤネ屋などの執拗な追求で取り下げましたが、特許は2014年10月に理研は継続手続きをしています。つまり「論文を取り下げた後でも、理研は特許は成立する」という意思表示を行っています。
 私たちはNHKと毎日新聞の情報操作によって、「再現性がない」というと「小保方さんの責任」と直結していますが、それはあまりに他の事件との取り扱いが違います。

 どんな事件でも、無給アルバイトがすこし失敗したり、無責任のことをやっても、その責任は監督者の正式社員とか組織にきせられます。ましてなにかの資格が必要な業務では尚更です。たとえば医師の資格のない人に診療をさせているだけで医師か医療法人の責任が問われることは間違いないでしょう。

 ましてこのケースでは、小保方さんの研究業績を、2013年に理研に移動して、「理研の意思」で特許を出しているのですから、NHKも毎日新聞も当然、理研を追求する報道をするべきだったのです。

 もし、STAP細胞がないなら、小保方さんは間違ったですみますが、理研は間違ったではすみません。まして、2013年の時点でSTAP細胞を再現できたのは小保方さんと若山さんが1回だけ、あとは再現性は得られなかったというのですから、「再現性が得られないことがわかっている研究結果を特許にして社会を欺いた」のはまさに理研そのものだったのです。

 社会は報道の問題としては、これほど明らかなことをなぜ日本社会は小保方さんを追求したのか、真犯人が理研であることがわかりきっているのに、なぜ報道しなかったのか、そこにはおそらく圧力、お金、利権などが絡んでいるはずで、毎日新聞は買わなければ良いのですが、NHKは受信料を払わなければならないので、理研が真犯人であることがわかっているのに、なぜそれをNHKが隠したのかを明らかにする義務があると考えられます。

(平成27年1月24日)


武田邦彦教授(中部大学)

東京都生まれ。 昭和37年(1962)都立西高等学校卒業・昭和41年(1966)東京大学教養学部基礎科学科卒業。 同年(1966)旭化成工業(株)、(1986)同社ウラン濃縮研究所長、平成5年(1993)より芝浦工業大学工学部教授を経て、平成14年(2002)より名古屋大学大学院教授,平成19年より中部大学教授


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