先般のフランスパリで起こった、無差別多発テロの被害者の発表がありました。
死者は129人、けが人は350人以上だそうです。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00000023-flix-ent
それに伴い、フランスはシリア国内の空爆を行いました。
自国民を無差別テロ攻撃された政府は、報復をしなければ、立つ瀬がないのは理解します。
しかしここでは目を見開き、見逃してはならないことがあります。
それはこれまですでに、シリアやイラク国内のイスラム国支配地域には、相当数の空爆が行われているという事実です。
シリアでの空爆後の様子
画像をご覧になれば一目瞭然ですが、これらは軍事施設ではありません。
武器を持たない一般市民が暮らす、普通の町です。
アメリカを始めとする欧米諸国らによる、イスラム国一掃のために、すでにシリアイスラム国支配地域では、一般市民の死者が相当数出ているということです。
つまり、今回のパリにおけるテロ事件は、一方的なイスラム過激派によるテロ行為というよりも、これら欧米による大規模空爆への報復ということも言えるのですね。
もちろん私は、テロ活動は容認することはできません。
神仏が、そのようなことを望んでいるはずがないからです。
しかし問題なのは、日本において、パリにおけるテロ行為は大いなる悲しみと報道されても、イスラム圏内における、この悲しい出来事は、報道されていないということです。
シリア
今の私たちは、知らぬ間に、欧米社会に都合の良い情報だけが入り、そしてそれを基準に、善悪を判断させられているということです。
これはアラブ社会に限ったことではありません。
少し古い情報ですが、2013年にテロで亡くなった16,245人のうち、どこの国の人たちがいちばん亡くなったのかについて、示したグラフがありました。
思想や信条の違い、民族や宗教の違いで、憎しみ合い殺しあうこの悲しい時代を、私は子や孫には引き継ぎたくはありません。
神の心子知らず。
人は何ゆえに、神の子同士で殺しあうことで、神が喜ぶと思えるのか。
神仏の涙を知って欲しい。
「憎しみを捨て、愛を取れ」という、神仏の願いを受け入れて欲しい。
でなければ、それで喜ぶのはあなた方が愛する神ではなく、神の反対のもの(悪魔・サタン)であることを見抜いて欲しい。
このままでは人類はこの狭い地球の中で、兄弟げんかならいざ知らず、親(神仏)の名を錦の御旗に、人は愚かな殺し合いを続ける未来になる。
世界規模での大末法である今、かつての釈尊やイエスのように、権威を持って神仏を語れる仏陀救世主が必要だと思うのです。
人が是とされ非とされるのは、生まれにあらず、性別にあらず、身分にあらず、国籍にあらず、民族にあらず。
ただ各々の、思いと行いのみです。
神近き思いと行いをした人は神近き人であり、そうでない方は、そうでない人だということです。
これが真理であり、これが神仏の心なのです。
これを教えるのが、宗教なのです。
宗教の違い、民族の違いだけで、神の子人間の尊さを差別する心は、決して神仏の心にかなっていません!
多くの方々に、幸福の科学そして幸福実現党を、ご支援いただきたいと心より願います。
私たちは日本人はもちろんのこと、この地球に暮らす人々すべての人々が、紛れもなく神仏の子だという事実を、一日も早く隅々まで告げ知らせたいのです。
それが私たちの子孫が地球人という価値観の元、平和裏に繁栄した未来を生きる、唯一のすべだからです。
それでは、またのお越しを。
モンゴルでテレビ放映された幸福の科学セミナーの様子http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/e1d971d88deb51d8e7cd805674341ffc/?cid=38834ed1666404d1e9ec8201a6550e39&st=0