全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ。(^O^)/


かつて管理人アモ~レは、自動車をメインとした記事を書いていました。

昨年の9月ごろです。


そのときはまだ、記事に画像が貼れず、ギクシャクした内容でしたし、きれいな絵も写真なく、お読みいただいた方も、今ひとつ楽しくなかったのではないかと、とても残念な思いが残っております。


記事に画像が貼れるようになった今、通常記事の合間に、かつての作品を、画像つきでお届けしたいのですね。

管理人の気まぐれでございますが、お付き合い願えれば幸いです。


ここからが、再掲記事です。


実は僕、自動車大好き人間でして、この記事内容は、ひょっとしたら幸福の科学や幸福実現党に、まったく関係ないし、また布教にもつながらないかも知れません。(笑)


けれども、僕のブログを読んで下さった方から、いただいたメッセージで、

「今までとまったく違う世界が見えた。」というお声も多く、僕のただの趣味(笑)記事であっても、読者の皆様にとって、なんらかの見解の広がりになればなぁと思うしだいです。


まぁ、ここ最近、国防ネタが多かったのもありまして、少々頭が煮え気味でございますので(爆笑)、管理人の気分転換に、お付き合い願えれば幸いです。


ひょとしたら、案外こんな雑談企画(笑)から、ヒョウタンからコマで、何かグッドアイデアが浮かぶかも知れません。

自動車というのは、もっとも高額な嗜好品・・・と呼ばれる商品ですので、時代背景や消費者の心理、また、その国の国民性などが、現れやすい商品なので、リサーチ&マネジメントの部分で、何か僕自身、気づきがあるのでは・・・と思っています。


さてここ最近、自動車大好きな方とお話していて、共通の話題になるのが、

「最近の日本車が、面白くない。」というものがございます。


それは僕も同感です。


海外とかの、結構おしゃれな自動車などが、雑誌なんかで紹介されるのですが、日本車はどうも元気がない。

ただ、トヨタ自動車なんかは、生産台数世界一を奪取したり、企業としてはがんばっているのだけれども、どうも商品に魅力が乏しいように感じられて、自動車ファンとしては、なんとも寂しい限りです。


自動車雑誌を見ても、昔懐かしのスーパーカーものや、旧車などを取り上げた企画が多くて、現代ものは、外車に占拠されている気がしますね。


なぜなのでしょうか?

日本車が面白くなくなった・・・というのは、自動車好き人間にとって面白くなくなった原因は、何があるのでしょうか?


日本国内で、販売実績をあげている自動車というのは、

まぁ大体の大雑把な比率で言いますと、半分が軽自動車、その半分の半分がミニバンという感じですね。


まぁ移動のための、実用車しか売れていない現状でして、

自動車好きの好む、スポーツカーというのは、風前の灯火の状況です。


日本のスポーツカーは、カタログとして載っているだけでも、

トヨタ86 日産GTRとフェアレディーZ マツダロードスター スバルBRZ(トヨタ86と同系車) ダイハツコペンぐらいですね。


トヨタ86



商品の種類、そのものが少ない現状です。

日本では事実上、スポーツカーは、絶滅危惧種と言って良いでしょうね。

かつては各メーカーで、2種以上のスポーツカーがあったんですね。


では、この時の流れを導いた要因は何か?


それはここ20年の間に、急激に日本女性が、自動車の運転をするようになり、自動車購入への、意見を述べるようになってきたから・・・

だと、僕は推測しております。


それ以前、時代で言えば、バブル景気以前の日本では、女性はあまり車の運転をしませんでした。

ですから、日本の自動車市場というのは、男性の嗜好が強く働いていたわけですね。


ですから、スポーツカーだとか、2ドアのクーペであるとか、おしゃれなハイソカーだとかが売れたわけです。

要するに女性にもてるためには、かっこいい車が、必須アイテムだったのですね(笑)

今では、考えられないことですけれども(爆笑)。


自動車というものをヨーロッパ人は、馬の現代版ととらえます。

アメリカ人は、移動の道具ととらえます。

かつての日本人は、ステイタス・・・ととらえていたと思うんですね。


ですから、見た目が良くて、かっこいい車、いかにも早そうな車が、人気を持ち、売れていたわけです。


そして結婚後は・・・、まぁ、これは日本特有の台所事情としまして、旦那さんはたいてい、小遣い制度でございまして、小遣いの範囲を超える大きな金額の買い物は、財布の紐を握る主婦の意見というのが、かなり強く反映されるという、日本独特の経済システムがあります。


これは世界では、日本しか存在しない経済システムでございまして、日本の主婦は、GDP500兆円の行き先を決める、世界最強の存在でもあるんですね。(^^;


ですから、結婚後の自動車購入の基準は、


運転は旦那さんがするから、まぁ旦那さんの美意識が優先するのは致し方ないにしても、一応、家族のことも考えてよね・・・。


という、夫婦の美意識の妥協点のような車が、かつては売れていたのです。

それがセダンタイプだったわけで、その代表が、トヨタのカローラだった・・・と言えますね。


             トヨタ カローラ(初代)



ところが近年のバブル景気以降、女性の社会進出なども手伝いまして、若い女性らを中心に、自動車を運転するのは当たり前になりました。


それが!

その日本の女性たちの、自動車への美意識が、世界の自動車の歴史を変えたんですよ。


女性が、自動車の運転をするようになって、変わったことは、世界の自動車が、日本女性の好むものになったことなんです。


すごいですねぇ。

日本の女性、恐るべし・・・でございますねぇ。(笑)

日本の女性は、世界の経済を激変させる力を有しているのです。


実は、これは今でも変わりありません。

なんせ、GDP500兆円の鍵を握っているのは、日本女性なんですから。


パワーイズマネー(金は力)の原則ならば、世界で一番お金の使え、影響力の強い民族は、実は日本の主婦なんです。


さて、女性は車が壊れるのは、嫌ですよね。

ですから当然、自動車の整備なんて、嫌ですよね。(笑)

だから、車がメンテナンスフリー(整備不要)となりました。


また、ハンドルは軽い方が良いですよね。

だから、ハンドル操作をアシストするパワーステアリングは、当たり前に装着されるようになりました。

今や、フェラーリもランボルギーニもポルシェなどの、純粋なスポーツカーも、パワーステアリング付きです。

F1などの、究極のレーシングカーだって、パワーステアリングなんですよ。


また変速機は、ほぼオートマになりましたよね。

クラッチ踏んで、変速ギアをガチャガチャすることはなくなりましたし、

マニュアルミッションやエンストなんて、世界的に死語になりつつあります。


また、荷物とかがたくさん積めて、お買い物に便利な方が良いですよね。

それでそれまでは商業車だったライトバンがミニバンとなって、軽自動車も背が高くなりました。


2ドアなんて不便でしかありませんから、4ドアプラス後部が大きく開く、5ドアが主流になりました。

それ以前は、後部ドアが大きく開くタイプは、商業車に見える・・・という理由で、売れなかったのです。

これはかつての自動車が、ステイタスであった証拠ですね。


ちなみに、自動車を現代版の馬・・・と考えるヨーロッパでは、今でも2ドア車が売れます。

なぜなら、ドアが少なく小さな方が、ボディーが軽くて強いからです。

こういう視点で見れば、ヨーロッパ人というのは、今でも結構、わかりやすい価値観で生きていると言えますね。(爆笑)


そういった日本の、自動車社会の流れを決定的にしたのが、2代目日産マーチだと言われております。

イタリアのカーデザイナー、ジョルジョット・ジウジアーロ作と言われている、かわいい小型車です。


これです。



      日産 マーチ (2代目)



2代目日産マーチは、苦境にあえぐ日産自動車にあって、女性を中心にメガヒットを続け、ついにカローラの、国内年間販売数を何年も越えるという作品になりました。


本日は、日本女性の美意識と強さが、世界経済の時代を変えたという、歴史秘話でございました。


それでは、またのお越しをー。(^O^)/