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僕は歴史が大好きです。
歴史には、ミステリーが山盛りです。
ひょっとしたら、歴史を学ぶ・・・というよりは、謎解きが好きなのかも知れません。(笑)
さて、歴史というのは、史実なんですね。
つまり、文章になって残っている資料を探求するのが歴史学なんです。
文章になっていないものだと、実は歴史とは言いません。
ですから、歴史学の分野だと、文字のない時代や地域だと、歴史がなかった・・・という、実に面白いパラドックスが発生してしまうんですね。(笑)
たとえ現実に、その当時に人が暮らしていても。(爆笑)
歴史には、そういう落とし穴があるんです。
ということを前置きにしますが、古代史などにおいても、よく4大文明と言われますが、それらがなぜ4大文明として研究されるかと言うと、文字が残っているからなんです。
文字のない時代の研究は、古代史学であるとか、考古学と言われます。
ということで僕は歴史好きですが、史実を重視しません。(笑)
つじつまが合うかだけに着目する、観察屋さんでございます。(爆笑)
史実には、どうしても書き手の主観が入りますし、その時期の権力者たちの意向が入っております。
ですので史実中心ですと、その書き手の主観を取り除くことから始めなければならないので、めんどくさいのですね。(^^;
僕は、謎解き屋です。(笑)
つまり、真実が知りたいだけですので、そういう主観や時の強者の思惑が邪魔なので、フィールドワーク的な、観察と原因結果を重視しています。
ですから、史実の残っていない古代の方が、自由に楽しめるのですね。(笑)
ところで僕は、日本の縄文時代というのは、世界の5大文明に入れるべきだと考えております。
それは、この時代のテクノロジーが只者ではないからです。
たとえば、有名な縄文土器と、後代の弥生式土器、どちらの性能が優れているかご存知でしょうか?
答えは、圧倒的に縄文式土器です。
実は、現代技術をもってしても、縄文土器は作ることができないのです。
教科書らのイメージで言いますと、縄文土器は、なんだか古い時代の”ただの壷”のような印象で、紹介されていますが、ところがどっこい、その正体は、”万能調理器具”でございます。
煮るのはもちろん、焼く、揚げる、炒める、一台で何でもできる機能を持っております。
縄文人の主食を皆様御存知でしょうか?
答えは、”栗のクッキー”なのですね。
驚くべきことにこの栗は、今の季節で行われている栗拾い的な自然採取されたものではなくて、人工的に栽培されていたのです。
縄文人たちは、集落の周囲を栗林で囲み、収穫し備蓄していたのです。
これだけでも凄いことでしょう?(笑)
そして栽培した栗を粉にして、クッキーを焼いて食べていたのですね。
クッキーにすると、保存ができるからです。
となると、つまりは・・・、
縄文土器は土器のくせに、クッキーを焼く温度に耐える性能を、持っていたことになりますよね。
そういうことなんです。
クッキーを焼く温度というのは、1000℃以上の高温です。
それくらいの高温に耐える性能を持った調理器具を、土から作る技術は、現代どこにも存在いたしません。
全て、鉄製のはずです。
もちろん、縄文より新しいはずの”弥生式土器”は、煮る以外の調理方法はできません。
実は縄文土器のテクノロジーは、”人類史から失われた技術”なのですね。
縄文人=原始人のイメージしか、多くの日本人は有してはいませんが、狩猟はあくまでオカズです。
決して彼ら縄文人は、”はじめ人間ぎゃーとるず”のような人たちではなかったのです。(笑)
日本では鹿やイノシシなどは、どこにいても、そしていつでも狩ることができます。
また川や海からは、幾種類もの魚介類が年中取れ放題です。
また縄文の地層からは、ゴミが出土するのですが、その縄文地層のゴミは、2週間で成分が変わるのですね。
2週間・・・というのは、何かと申しますと、”旬” です。
2週間で生活ゴミが変わるということは、その時々の”旬の食べ物”のゴミに変わるのであり、縄文人が、その時期の”旬”の食べ物を食していたということがわかります。
その時々の旬の食べ物が、ある一定以上出土するのが、古代日本の集落遺跡の、大きな特徴です。
栗を主食に、野生動物や旬の山菜、豊富な魚介類などを、縄文土器で調理して食べていたのが縄文人です。
これらから推測すると、当時の世界で、最も食べ物の豊かな文明が、日本の縄文時代であった可能性が高いのですね。
しかし、当時・・・と一概に、ひとくくりにできないところがあります。
なぜなら、縄文時代というのは、少なくとも1万年前から始まっております。
教科書的な歴史では、メソポタミア文明で7000年。
エジプトや、黄河、インダス文明あたりで5000年前くらいです。
そしてこれらの文明圏は、1つないし2つの川の流域のみの、”限局文明”です。
しかし、縄文文明の証拠である縄文土器は、北海道から九州までの全国各地、そして朝鮮半島の一部にまで、当たり前のように出土いたします。
ということは縄文文明は、文明圏としては世界最大です。
また、教科書的比較すれば、世界最古の文明に相当してしまいます。
しかも、驚くべきことは、その失われた技術、脅威のテクノロジーでできた縄文土器は、ごく極限られた所から出土するのではなくて、全日本列島の一家に一台が当たり前・・・のように出てくるのですね。
当時の王侯貴族的な、限られた富裕層だけが使用していたのではなく、全国各地の一般庶民が、ごく当たり前に使っていたのが縄文土器なのです。
現代技術をもってしても作ることができない、この超テクノロジーの土器が、現代のアルミ鍋やフライパンのように、全国どこでも、まったく考古学的に珍しくもなく出土してくるのが、日本の縄文時代なのです。
この事実から推測できることは、古代日本の縄文時代というのは、
現代文明でも作れない高度なテクノロジー作品である縄文土器を、誰もが同じように作れる文明であったか、もしくは、とある場所で大量生産し、全国に流通させるシステムがあったとしか、説明できない文明なのです。
ねえ、日本って凄いでしょう?(笑)
しばらくこういう感じで、続けて行こうかと思います。
それでは、またのお越しをー。 (^^)/
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