全国のアモ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ。(^O^)/


日本は電気文明国家です。

まだ、アメリカ型の石油文明を引きずってはいますけど。


その名の通り、石油文明は石油をエネルギー源とした文明であり、電気は電気をエネルギー源とした文明です。


電気は、人の手によって作り出すことのできる、今のところ唯一のエネルギー資源なんですね。

石油や石炭や天然ガスならば、そうは行きません。


ということは、発電方法を工夫することで、これまで資源に恵まれなかった国や地域でも、根源のエネルギーを作り出すことが可能だ・・・ということですね。

今の時点で、それが可能なのは電気だけです。


石油は、産油地が限定されています。

また、急激な産油量の増加が望めない資源です。

そして、あまり深いところのある油田ですと、採取にコストがかかりすぎるので、石油ビジネスというのは、一種の博打なんですね。


ということは、今後石油文明社会は、頭打ちになるはずです。

文明の元エネルギー総量が、限定されているからです。

ということは、石油文明下では、今後の世界の経済成長は止まると思われます。


ただ、手っ取り早いエネルギー源として、後進国がまず手につけるのは、やはり石油でしょう。

となると、世界で経済が活発になるにつれ、石油価格はどんどん上昇することになります。

それは、中国やインドの急速な経済成長で、もうすでに始まっていることです。


また、限られた産出量しかない石油資源を巡っての、国家ぐるみの争奪戦が始まる・・・っていうか、これももう始まっているのですが、もっとひどくなるはずですね。


つまり近未来の世界は、文明の基盤エネルギーそのものを見直さない限り、待ち受けるのは混乱と混沌のみ・・・ということです。


今の日本では、原発の稼動はほぼゼロ状態ですので、発電量のほとんどを火力で頼っています。

それで石油輸入量が増え、1日300億円もの石油を発電に使っている状態なんですね。


年間では約3兆円が、二酸化炭素と有害排気ガスに消えているわけです。

これは、純粋に国富が霧散している状態なんですね。

今現在は、若干原油価格が下がっておりますが、円安でそれを実感することはできません。


その年間3兆円という石油輸入量増加は、ほぼ消費増税額に匹敵します。

つまり今の日本人は、この春から導入された消費増税と、石油輸入量増加による電気料金の上昇の、ダブルパンチを受けているわけです。


これでは、せっかくのアベノミクス(大金融緩和)も、無力化されてしまいます。

だから株価は、たった15000円までしか上がらなかったわけです。


電気料金の上昇は、産業に与えるだけでなく、家庭でも負担増となります。

また火力は発電量がたかが知れておりますので、夏冬の厳しい季節には、予備電力がなくなり、節電をしなければなりません。


節電しているのに、電力料金は上がる・・・という、消費思考とは矛盾する現象が、今の電力事情なわけですね。


電力料金上昇も、節電も、貧困層や病人など、生活弱者にはきつい状況となります。

つまり脱原発は、弱い者いじめなのです。


また、中東など、世界の紛争の大きなものは、結局石油という、量産ができない資源の争奪戦です。

純粋な宗教紛争ならば、戦前の石炭文明時代にだって、キリスト教社会とイスラム社会の紛争がなければなりません。

1948年に、イスラエルが今のパレスチナ地域に国家を作ったことも、大きな要因ではありますが、当時はアラブから石油は産出されておらず、ややこしい紛争の火種はなかったのです。


純粋に宗教戦争ならば、起こっては止まり、止まっては起こる戦争にはならないです。

もっと徹底的なものになるはずであって、歴史的に政治のバランスによる解決しかない中東紛争は、資源の利権でややこしくなっているはずです。


現に、中東の産油国で、原油をガソリンなどの商品に、100%精製できる国は、サウジアラビアのみなんですね。

意外にも、他の中東産油国は、原油を輸出して、ガソリンなどの石油商品を輸入しているんですね。


産油地=アラブ諸国

買い付けと売買=ユダヤ資本

消費=アメリカやアラブ諸国


という構図が、石油を駆け引きの材料にしているはずです。


サウジアラビアでは、ユダヤ・キリスト・イスラム教による、宗教紛争は存在しません。

結局サウジは、ユダヤやアメリカに関係なく、利益を得られているわけです。

他の地域は、ユダヤやアメリカに、良いようにあしらわれている感覚があるはずです。


ですから、産油国に石油精製プラントを設けるだけで、宗教戦争は軽減するはずです。


つまり中東紛争は神様を、ユダヤ・キリスト・イスラム社会による、石油をめぐる駆け引きに利用しているわけですよ。

石油資源の文明依存度が下がれば、もっとすっきりした形の、宗教紛争になるはずです。

だとすれば、解決の糸口が見出せます。


結局いまのところ石油依存は、争いの種なのです。

日本でも、原発を止めている今の現状で、もし中国に、沖縄や台湾やフィリピンやマラッカ海峡など、シーレーンを押さえられたら日干しになります。


即降参です。

何の打つ手もありません。


脱原発を言う政治勢力は、弱者の見方・・・のような素振りを見せますし、平和勢力・・・のような素振りも見せますが、実質は真逆です。


K産党やS民党などは、弱い者いじめで、反平和勢力です。

他にも、原発再稼動に反対する、政治家の方もいるし、そんなマスメディアもありますけれども、それらも同様に、本当は弱い者いじめで、反平和勢力なんです。


イメージや雰囲気に、騙されてはいけません。


それでは、またのお越しをー。(^O^)/