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日本人は、自虐史観を持つ必要はありません。
日本は、侵略国家ではなかったからです。
日本が侵略国家だったら、戦前に起きた戦争は、すべて起こってはいないのです。
不思議なことを言うかも知れませんが、歴史を追うと、そういう結果になるのです。
そこが!
それこそが、日本が、本当に反省しなければならないポイントなのです。
日清戦争は、朝鮮半島の利権を巡っての戦争だと言われております。
しかし本当に利権が欲しければ、宗主国である清と、朝鮮半島における不凍港を欲していたロシアと、朝鮮半島を三分割統治すれば良い事です。
これだと、何の軍事的リスクはありません。
わざわざ超大国清を追い出すような、厳しい軍事リスクを背負う必要はないわけです。
侵略とは、軍事力を使ったビジネスですから、当然のように、このような発想の元に行うものなのです。
そもそも侵略目的ならば、直接朝鮮半島に侵攻すれば良いことです。
宗主国清が出てくるとは限らないし、ロシアが出てくるとは限りません。
出てくるようなら、軍を退却すれば良いです。
この方が、宗主国であり、当時の超大国清と戦争を起こすより、はるかに軍事リスクは少ないです。
そういう風に、周りの出方を見ながらやるのが、侵略的行動ですよ。
今中国が、尖閣諸島沖とか、フィリピンやベトナムなど、南シナ海でやっているでしょう?
あれこそが、侵略的発想というものです。
日清戦争とは、結局は、「宗主国である清に、朝鮮半島から出て行って欲しい。」という、日本の国防上の理由から、端を発しているのです。
それ以外、説明の仕様がないですよ。
教科書的に、朝鮮の利権目的ならば、戦争になっていないのです。
教科書は日本侵略国家論に、無理やり導こうとしているんですよ。
西郷隆盛らが、征韓論を唱えただけで、欧米の列強たちは、朝鮮侵略を諦めたのです。
元来朝鮮には、欧米が欲するようなものはなく、日本侵略の基点としてしか興味はありませんでした。
当時の朝鮮は李王朝ですが、日本で言えば、弥生時代のような後れた国家でした。
否、日本の弥生時代の方が、もっとましだったかも知れません。
日本には、武士階級の生き残りが相当数おり、征韓論を唱えるだけで、軍事リスクを恐れた欧米列強は引いたのです。
そして、清とロシアが残ったのですね。
結局日本は清と戦いましたが、その後李王朝朝鮮を、大韓帝国として独立させています。
これなどは、日本が朝鮮の利権が欲しくなかった、明から理由です。
僕はこの時点で、せめて形だけでも朝鮮を併合していれば、その後の日露戦争はなかったと思っています。
形式上だけで良かったのです。
さすれば清からは、遼東半島を割譲されましたので、ロシアの南下をどうにかこうにか、防げる地理的条件は整っていたと思います。
しかし当時の日本は、朝鮮を併合せずに、独立させました。
おそらく、伊藤博文の意向があったのだろうと思います。
伊藤候は、征韓論に反対し、朝鮮独立論者でした。
明治維新の同士であり英雄の、西郷隆盛を失ってでも、征韓論には反対したのです。
ですから清との戦争後、朝鮮併合を言える状況ではなかったとは思います。
しかしここに隙が生まれ、日清戦争直後の三国干渉が起きてしまったと思います。
即座に日本が朝鮮併合していれば、三国干渉はなかったはずです。
三国干渉で、遼東半島は清に変換されますが、そこを何と、ロシアが租借地としたのです。
うかうかしていると、世界最強のロシアが、不凍港を持つことになります。
この日本の国防上、きわめて重要な遼東半島をめぐって、超軍事大国ロシアと、日本は戦争せざるをえなくなったのです。
朝鮮半島は、日本の国防上、極めて重要な地です。
これは今も昔も変わりありません。
清との戦争の前に、朝鮮を併合せずとも、軍隊を出す振りだけでもしていれば、明治以降の日本は、戦争による国家の疲弊などが、ひょっとしたらなかったかも知れないのです。
歴史から見て、日本が反省するべきことは、戦略的国防の観点が欠如していることです。
これは今も同じだと思います。
これがあるならば、集団的自衛権行使容認ごときで、
「日本がまた、戦争できる国になろうとしている。」などという発言が、
「お前、馬鹿か!」と言われずに、堂々とメディアで放送されるようなことはないでしょう。
それでは、またのお越しをー。(^O^)/