全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ。(^O^)/

現代日本における、宗教の一般的な素朴なイメージとして、
どうも、 宗教=金儲け という図式があるようです。

以前、あるお笑いタレントの金銭トラブルのことを、記事で書きましたが、「なぜ宗教は、すぐお布施を要求するのか。」ということが、現代の日本社会では、中々理解しがたい問題としてあるようですね。

まぁ、普通に考えて、宗教法人というのは、所得税等の免税を受けているので、「そんなに金がいるのかな?」という疑問も、あながち理解できないわけではありません。

では、一言で言います。
宗教には、お金が必要です。

もっと言うとするならば、本気で世の中の、ためになろうとすればするほど、お金が必要です。

なぜなら、宗教には、”商品が存在しない”からなんです。

法具というものはあります。
しかし、これは商品ではありません。

あくまで、教主や団体が、信者を加護する目的で下賜・・・すなわち、授けるもので、商品のように値段の付いたものではありません。

商品がなく、実質的に、教祖や教主の思いやビジョンなど、肉眼には見えないものしか、存在しないのが、本来の宗教のスタイルなのですね。

そして感動の多寡、感謝の多寡のみが、実質的な宗教の収入であり、それが布施や寄進に当たるんです。

幸福の科学や、他の大宗教には、教えが存在します。
それを経典としてまとめていますが、この経典も本来なら値段のつけられないものです。
幸福の科学はこの経典を市販し、一定の利益を上げてはいますが、これは歴史的には、ある意味で活気的なことです。
このシステムを始められた、生長の家の初代総裁谷口雅春先生は、本当に偉大な方だと思います。

そして、ここはとても大事なことですが、宗教には利益は存在しません。
なぜなら、布施や献金は全て、活動費だからです。
そして活動には、拠点が必要ですので、拠点の開発費や運営費も活動費になります。

多くの宗教施設が世界中にはありますが、これらは、教団の私財でもなんでもなく、その宗教の活動拠点です。

そして法的には、教団の資金や建築物は、信者檀家氏子等の、共通財産扱いです。
それらを全て、信者や檀家、氏子といった、宗教団体を支える人たちの献金によって支えているのが、一般的な宗教のスタイルです。

ですから、宗教には本質的には利益はなく、資産も信者の共有財産なので、所得税や資産税の対象外 なのです。
これらは、全世界の宗教、ほぼ全て共通です。

また、世界の国家の中で、宗教に課税している国はありません。
これは、共産主義国(無神論国家)である、中国や北朝鮮も例外ではありません。

世界では、宗教は尊ぶべきものなので、もし日本がもし、宗教に課税しようとすれば、世界的な孤立の原因になります。

イスラム教においては、イスラム寺院のモスクは、自前の市場(バザール)を持っていて、その市場の利益の上納金で運営されています。
(しかしそのバザールの商品は、当然上納金分の金額が価格に上乗せされています。)

日本でも、国宝指定などを受けた寺院は、一定の予算が国や自治体から支給されます。

そういうわずかな例外を除けば、ほぼ全世界で教団の活動を支えているのは、人々の布施や寄付なんですね。

ですから、その教えの対象となる人や、地域が大きくなればなるほど、この寄付に伴う資金は、どうしても大きくならざるを得ないんです。

たとえば、全国展開しているコンビニなどは、一体どれだけの運営費がかかっているでしょうか?
僕は詳しくは存じませんけど、かなりの額が必要なはずですよね。
しかも、コンビニなら当然商品があり、それによって利益を得ることができます。

しかし宗教には、その活動の元となる商品がないばかりか、布教対象が必ずあります。

お店の近くの人口、数百人規模の人数を対象としたものであれば、そんなに活動費はかかりません。
しかし当然ながら、全世界の人々を対象とすれば、当然ながら、必要とされる活動費も大きくなります。

では、金銭トラブルを起こしているような、邪(よこしま)までいかがわしき宗教のことはどうか・・・ですけど、

これは、その宗教を広げたいという、教団の願いが本当か否かを、その教団の教えから見れば、一目瞭然 なんです。

明らかに、数百人規模しか対象としていない教えであるのに、高額なお布施を要求するような団体は要注意です。

それは宗教を偽った、詐欺の可能性が高いです。
なぜなら、それだけの額を、活動費として必要としないはずだからです。

「全世界伝道だ!」とか、「これ以外、正しい教えなし!」とか言いつつ、教えの内容が、なぜだか日本人しか認識できないものであったり、全く他の宗教への配慮のない教団も怪しいです。

掛け声だけで、実現は不可能ですから、何か別の理由で、資金が欲しいのだろうと思います。

また、「全世界に福音を!」と言いつつ、「お布施は要りません。」とかいうのは、掛声だけか、本心ではやる気のない団体でしょう。

今日の記事は全くの私見でありますが、皆様のご意見など、お聞かせ願えれば幸いです。

それでは、またのお越しをー。(^O^)/