全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット講演会へ。(^O^)/


アモ~レ信仰論、とてもご好評頂いております。

「悟りとは何か」で、「悟りとは、あなたの当たり前」と言い切ってしまいましたので、「それではみんなが暮らす社会の正義は保てないんじゃないのか?」みたいなコメントをたくさんいただき、僕も本当に勉強になっております。


この【個々人が持つ当たり前】というのを悟りと定義いたしますと、本当に様々な社会生活が、様々に絡まって、人生というのができ、様々なドラマをこの世界に展開しているのが、僕には見えました。

そしてその中で起こる、様々な軋轢や葛藤、そのすべてが、人生においては魂の糧となり、智慧となって行くのだと思います。


しかし達観した人生論は良いのだけれども、現実問題として、今起こっている様々な諸問題に対して、人間は一日一日を生き抜いて行かなければならない存在です。


結局その人生の諸問題を、総括的に分析し、問題点を抽出していけば、結局人生の諸問題といのは人間関係である・・・と僕は考えます。


その人間関係において、どのような結論を出し、どのような価値を見出し、どのような智慧を得ていくのかが、人生の総合的な価値を決めるのではないかと思うのです。


そこで必要なのが、どのようにして人生の諸問題の核である人間関係を、平和で幸福で、実り豊かでしかも正しいものにして行くか・・・という方法論ではないかと、僕は思うのですね。


そこで大切な考え方は、兵法・・・ではないかと思うのですよ。

宗教的ブログにおいて、兵法というのは、ちょっと場違いな感じは、書いている本人も抱かないでもないです。(笑)

もっと他に言い方があるかも知れませんが、僕にも言語ボキャブラリーの限界があって、他の言葉を思い起こすことができません。(爆笑)


で今回は、幸福に生きるための兵法についてです。

兵法で有名なのは、孫子の兵法ですね。

僕は孫子の兵法というのは、実は平和論ではないかと考えています。

孫子の兵法を活用すれば、本来戦う必要のなかった無駄な戦いというのは、前提から消失するからです。


人生においては、様々な価値観がぶつかります。

それは、【悟り=当たり前】論で言えば、どうしようもなくそうなってしまいます。

各個人の当たり前が、各個人の正義の立脚点に立つからです。


しかしこれは、どちらが正しいとかという問題じゃぁないんです。
なぜなら、どちらも一理あるからです。(爆笑)
どのようなことでも、100%間違っているものはないし、悪魔だって、自分を正しいと思っているんですね。

しかしこの、「自分は正しいと思いたい。」「自分は間違っている存在だとは思いたくない。」という思いは、神の子の属性でもあるのです。

人は本質的に、神の子ということを知っているのです。
なぜなら人には、「自分のやっていることは正しいと思いたい。」

「判断は正しいと思いたい。」という本能があるからです。

ですからここは、神の子の本質の部分ですから、極めてデリケートな部分なんです。
ゆえに、そこを真っ向から攻めても、時間は無駄に過ぎ行くだけのことが多いんですね。

つまりここは、城攻めで言えば、最も守りの堅い部分であるわけです。
ここを落とされたら、自分は自分でなくなる・・・という、恐れを持つところを攻めても、無駄に血が流れるだけです。

さて皆様、孫子の兵法の第一義は、なんだったでしょうか?

答えは、 戦わずして勝つ なんですよ。

孫子の兵法では、決戦は最後の手段であり、最終の手段であり、最悪の手段なんです。
なぜなら、必ず血が流れるし、必ず損失があるからなんです。

日本人はともすれば、正々堂々の決戦が好きです。

相撲であれ、柔道であれ、潔い決戦のスタイルを、これだけ尊ぶ国民はないと僕は思います。

まぁ、近代日本も決戦しか経験しておりませんので、日本人の美意識なのかも知れません。


しかしこの、決戦最高美の価値観は、こと兵法に至っては、最悪の手法なんです。

戦わないで勝つ・・・が、最も美しい兵法なんです。


戦わずして勝つ」ためには、「敵を知り、己を知らば、百戦危うからずや」ですね。

なぜ己を知り、敵を知れば危うくないのか と言いますと、敵の長所がわかり、己の短所がわかるから なんです。

敵の短所ではありません。
敵の長所を知らないといけないんです。

同様に、自分の長所ではありません。
短所こそ、熟知しないといけないんです。

敵の長所を知り、自分の短所がわかればどうなるか?
さすれば、

敵の長所を無力化し、己の短所を無力化する術が、いつかは見つかる からなんです。

そうすれば・・・・、そうです。
勝っちゃうんですよ。(爆笑)


それが、戦う前から勝ち負けが決まっちゃうレベルまで行くと、戦いそのものがなくなるんです。

ゆえに、孫子の兵法は、平和論 だと僕は思うんです。


これは個々人だけではありません。

国と国でも同じなんです。

今幸福の科学、そして幸福実現党は、実は中国の脅威と戦っています。

それは何も、「中国と戦争せよ!」と言っているのではありません。


中国に戦わずして勝つためです。

そのために、幸福の科学大川隆法総裁は、リスク覚悟で、その矢面に立っていらっしゃいます。


その戦略の元、大川隆法総裁と、幸福の科学ならびに幸福実現党は動いているのです。
それはFJ通信でも、僕はちらっと触れました。
実は全てがこの、「中国に、戦わずして勝つ」を、実際に現実化するための動きなんです。

その、兵法家としての大川隆法総裁の姿が、垣間見れるのが政治霊言なんです。

次回からは、その政治霊言を、対中国との対峙に絡めて語って行ければと存じます。



全国のアミ~ゴの皆様、それではまたぁー。(^O^)/