全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ! (^O^)/

今日でFJ通信最後の日記です。
そして内容は、前作同様、真っ黒なエンドロールの秘密です。
今日の日記は、観客目線ですので、長いことで有名な僕の記事の中でも、更に長いです。(^^;

さて、シンプルなスクリーンのために、名曲「愛は憎しみを超えて」の歌詞テロップを、図らずも読まされた観客の心理は、普通はどう思うでしょうか?

いい歌なら、歌の題名を知りたいし、歌手の名前を知りたいし、誰が作ったかを知りたいのが、人情というものではないでしょうか?(笑)

少なくとも僕はそうです。
事前情報がないならないほど、このときとばかりに、曲に関する情報を集めたくなるものです。

そしてちょうど良い頃合に、この歌に関する情報が、スクリーンに映るんですね。
主題歌第2曲目、「振り向けば愛」のイントロ部分です。

人間というものは、意識していない音というものを、認識しないようにできています。
要するに、聞きたい音しか聞かないのが人間・・・というものです。(笑)

この時の観客の意識は、「愛は憎しみを超えて」に関する情報に、その大部分が向いているので、この時点ではまだ、「振り向けば愛」には、それほど強い関心を抱いてはいません。

ただのサウンドトラックだと、大部分の観客が思っていたはずです。
意識は、スクリーンの文字に注目しております。
相変わらず、スクリーンはシンプルなままです。(笑)

無駄な視覚情報は、一切ありません。(爆笑!)

そして・・・観客は・・・驚愕の情報を知るに至るのです。
普通はどう思うかは・・・次のとおりです。

歌の演題・・・LOVE SURPASSES HATRED(愛は憎しみを超えて)

「ふんふん。ほーぉ。」

作詞作曲・・・大川隆法!!

「え”~~~~~、なにィ~~~~~~。大川隆法が、作ったうただとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

お笑いになるかも知れませんが、僕はそう思いました。(大笑)

僕は作詞は大川隆法総裁だとは、事前に知っていたのですが、作曲はいつもどおり、水澤さんだと思っていたんです。
作曲を総裁自らなさったことは、映画当日、タイムリーに知ったのです。(^^;

普通は映画の主題歌を、自分でつくる製作総指揮者はいません。(笑)
普通は、映画のテーマに沿った歌を、ただチョイスするだけです。
そんなに何でもかんでもできる人も、実際にやっちゃう人も世の中にはいないです。 (爆笑)

で・・・、あのカッコいい歌の作詞作曲を、大川隆法氏が御自らした・・・ということを知った観客は、いったいどう思うでしょうか?

普通はね、こう思うはずなんです。

「大川隆法・・・やるじゃん・・・。」ってね。v(^^)

別にそう思わせるのが、どうのこうのということはありません。(笑)
ここは各自が、いろんなことを考えていただければ、それだけでもう十分なんです。(大笑)

そうやって、さまざまなことを考えている内に、観客の気分は落ち着いてきます。

そしてやっと、「振り向けば愛」が、歌詞の付いた歌だ・・・ということに気づくんですね。
僕はそうでした。(笑)

「振り向けば愛」は挿入歌・・・とお聞きしていましたので、まさかエンドロールでも、歌詞付きで流れるとは思っていないかったんです。

「振り向けば愛」の、サウンドトラックだと思っていました。(^^;
通常の映画だと、そういうチョイスなんですね。
歌詞付きの歌が、エンドロールで続けて2曲流れる映画は、僕は聞いたことないです。

気持ちが落ち着き、この歌には歌詞が付いていることに、やっと観客は気づきます。
スクリーンには不親切にも、歌詞テロップは流れません。(笑)
観客は、
「さっきのカッコいい歌には、歌詞テロップがあったのに、こっちにはないの?」と思います。
はい、僕はそう思いました。(爆笑)

ここに来て始めて、仕方なく観客の意識は、”音”に集中します。

スクリーンの映像は、相変わらずつまらない情報なものだから、観客は、そうするしか方法はないんですね。(笑)

そしてその時に、観客が聞きとれる歌詞のフレーズは、何だと思いますか?
それは・・・

やはり 神は いるのか ♪
救い主を 死なせて よいのか ♪♪

なんですよー。 (^^)

ドキっとしますよね。
宗教的な人でなくても、このフレーズは、ドキっとするフレーズです。

多くの観客はこの、「振り向けば愛」の歌詞で、この二つのフレーズは、メッセージとしてかなりの割合で定着しているはずです。
意識するしないは別にして・・・。

そして曲は続きます。
普通、始めて聞く曲で、聞いただけで歌詞を、そんたくできる人はいません。
ですので、観客は自然と、メロディーに関心が向きます。
スクリーンには、歌詞のテロップは出てはいないからです。

「振り向けば愛」という歌も、とても良い歌です。
古くもなく、新しくもない、特にサビの部分は、美しい歌声とともに、聞き心地のよさが特徴です。

僕は今回の映画で、始めて気づいたことがあります。
この「振り向けば愛」の歌ですけど、始めて映画館で聴いた時、さっきまで演技していた、リン役の外国人女優さんが歌っているのじゃないか・・・という錯覚に陥ってしまったんです。

この曲を歌っているのは、JUNさんという方ですけど、帰国子女で、つい4~5年前に来日していますので、日本語の歌なのに、発音には、微妙な英語訛りがあるんですね。(笑)
そして少し、日本語の歌い方に、たどたどしさ・・・があるんです。
そして当然、英語の歌詞は、完璧な発音です。

ですから多くの人は、
「外国人女性が、日本語の曲を歌っている。」と、認識するはずなんですね。

ですので、事前情報のない多くの観客は、「リン役の外国人女優が歌っている。」と誤解した方の方が、実は多いのじゃないか・・・? と、僕は思っているんです。

聴覚というのは、人間の感覚の中で、もっともチャランポランなんですね。(笑)
ですからそういう、いい意味での錯覚をよく起こすんです。

なんせ、この曲の紹介がスクリーンに映った時の観客の意識は、「作詞作曲、大川隆法・・・」で一杯のはずなので、(笑)
この歌に関する情報は、普通の観客は知らない可能性が高いです。

さて、リン役の女優さんが歌っている・・・と誤解した観客は、一体どういう思いを抱くでしょうか?

スクリーンからは、面白い映像は全く流れません。(笑)

そう・・・観客一人一人が、ご自分で映画を回想するはずなんです。
そうするしか、することがないわけですよ。
この映画は。(笑)
僕はそうでした。(大笑)

そして、映画のテーマや、込められたメッセージを、ごく自然に振り返る・・・

こういう意味が、あのシンプル極まりないエンドロールには、あるのではないかなぁと、僕は推察する次第です。
錯覚を利用することも含めて、宏洋マジックならば、お見事です。(^^)

長きに渡ったシリーズFJ通信、ご拝読、本当にありがとうございました。 m(_)m