全国のアミ~ゴの皆さん、こんばんはー。 (^O^)/

大川隆法ネット後援会長、アモ~レでございます。

今回も引き続き、僕の青春時代の、真理獲得の格闘記事を書かせていただきますね。

さて、初めて法華経(入門書ですけどね)を読んだ僕は、ハッキリ言って驚愕いたしました。
何に驚愕したかと言うと、法華経の内容に、聖書にとてもよく似た箇所があったからです。

それは具体的に言うと、【化城の喩】(けじょうのゆ)という、たとえ話にです。

法華経は、【法華七喩】 と言って、たとえ話が数多く出てくる経文なのですけど、
その中の化城の喩が、私には旧約聖書の【出エジプト記】に、大変よく似た内容に思えたのです。

出エジプト記は、有名なモーセが、奴隷となっていたヘブライ人(現在のユダヤ人の先祖)を解放し、イスラエルに向かう物語ですね。
都合40年間に渡り、成人男性だけで40万人もの難民が、シナイ半島をさまよいました。
その間に、モーセは神から啓示をを受け、困窮するヘブライ人を奇跡によって救い続けました。

一方のインドの仏陀が晩年期に説いたのが、法華経です。
法華経には、法華七喩(ほっけしちゆ)となど、たとえ話がたくさん出てきます。

では、法華経の化城の喩を、簡単にご紹介いたします。

あるところに、砂漠を旅するキャラバン隊がいました。
もう長いこと旅を続けて来た彼らは、すっかり疲れきっていました。

「これでは、旅を続けることはできない・・・。」
そう判断したキャラバン隊の隊長は、彼の持つ神通力で、幻のお城を隊員たちに創ってみせました。

「さあみんな、城があったぞ。みんな、ここで休もう。」

そう言って、隊長は隊員たちを、神通力で創ったお城で休ませました。

そして、神通力で食べ物や飲み物も創り出し、隊員たちに、たっぷりを休養を取らせました。

隊員たちは元気を取り戻しました。そして隊長は、
「みんな、元気になったようだね。」「それではまた、目的達成にために、旅を再開しようじゃないか。」
と、隊員たちを励まし、お城を出て、再び旅に出ました。

お城は、隊員たちが出たあと、忽然と消えてしまいました。

隊員たちは、不思議がりました。
「隊長。今まで私たちが休んでいた、お城がありません。」

隊員たちが、隊長に問いかけました。

隊長は、みんなにこう告げました。

「あれは私が、神通力を使って創り出したものだったのだよ。」


これが法華経法華七喩の中の、化城の喩です。

このたとえ話の真意は、仏教解釈的には諸説あろうかと思います。
しかし当時の僕にはこのたとえ話が、出エジプトをなした、モーゼの姿を仏陀が見ており、それを弟子たちに語ったのではないか・・・と思えたのです。

いや、その時には、そうとしか思えませんでした。

だとすれば・・・

色々な思惑が、僕の脳裏を駆け巡りました。
そして僕は、

仏陀・モーゼ・イエス、そしてマホメットに至るまで、彼ら、巨大宗教家は、同じものを見、そしてそれを人々に語ったのではないか・・・という仮説を立てました。

インドで見る太陽も、エジプトで見る太陽も、イスラエルで見る太陽も、サウジアラビアで見る太陽も、
存在は一つです。
たとえ、人がそれぞれ太陽のことを語ったとしても、人の数だけ太陽があるわけではありません。

今も昔も、太陽は一つです。

正しい宗教は、同じ光を見て創られたのではないか・・・。
それが証明できれば、世界を救える・・・。


かつて、法華経至上主義であった日蓮聖人の真意も、もしかしたら、そこにあるのかも知れない・・・
生まれて初めて法華経に触れた僕は、そう思うに至ったのです。

おぉぉ、僕のブログにしては、渋いエンディングになっちゃいました。(笑)
ここから、ただのヤンチャな若者だったアモ~レ青年は、少しずつ、大人の階段を昇ってまひります。

じゃぁ、またのお越しを-!!  (^O^)/