今日は関東でも初雪が降りましたね!!!(あっ、12月に一度チラッと降ったことありましたっけ)感動ですよね!!!すごいキレイ!!!!


 今回は、歯並びをキレイにするポイントである『歯の移動』について、ご紹介していきましょう!!

皆さんは金属の針金をつけることで、歯並びをよくすることはご存知ですよね!!あれは、どんな現象が起こっているのかご存知ですか??僕は、大学で歯科医学を学ぶまで、そのことが一番疑問でした。だって歯は硬い骨(歯槽骨)に埋まっているんですよ。なのに、針金でつないで引っ張ると動くんですよ!!不思議じゃないですか???今日はその辺の仕組みをご紹介します!!


 ある一定以上の力を歯にかけると、歯の周囲に存在する歯槽骨の骨改造が生じ、歯は力の働く向きへ移動します。歯の根っこは歯根膜という膜で覆われています。その膜で、何かものを食べた際の食感を感じ取っていたりもします。人は歯で髪の毛一本をかんだだけでもわかりますから、その歯根膜の重要性と性能はご理解いただけると思います。で、力がかかると、その押される方向、つまり力がかかることで歯が歯槽骨にぶつかる側の歯根膜では、血流障害が生じて、貧血状態(貧血帯)になるわけですよ。そして、栄養分が届かずにその歯根膜の細胞は死んでしまうと。

 その一方で力のかかリ具合が弱い、貧血帯から少しはなれたところの部分では血流があまり阻害されなく充血帯と呼ばれています。その部分では、血管から破骨細胞という【骨の壊し屋】が登場し、歯の歯槽骨に圧迫されている側の方の骨が壊されていくわけですよ。

 その反対側は力がかかって引っ張られていく側ですね。そっち側は引っ張られるもんで、歯根膜と歯槽骨の間に空間が開くわけですよ。もちろん血管も広がると。すると血流もよくなり、骨を作る細胞も出てくるし、線維を作る細胞も出てきて、新しく骨を作るわけです。


 このように、金属の線に引っ張られる歯が歯槽骨に強く押し付けられる側の面(力の働く方向)は骨が吸収され、力が働く方向と逆側は引っ張られて空間が開き、そこに骨ができていき、じりじりと歯が動いていくわけです。そのため、なかなか矯正は完了しないんですよね(ーー;) 特に、年を取っていると若い人より動きが悪いのも、骨の硬さの問題です。若い方が骨は柔らかいので。


 ただ今、小テスト中!!!!!勉強がんばります!!ここお訪れてくれた学生の皆さんもきっとそんな感じでしょう。そして、センター試験1日目を終えた受験生も。皆さん、勉強がんばりましょう!!!

 『勉強はやればできるようになるし、やらなければできるようにはならない』

基本的にその人の努力の現れです。だから、やりましょう!!!