こんばんわ!!寝る前3分間のデンタル講座です!!(笑っ) もう時間が遅いですよね。。皆さん寝てますって。。。

 

 さてさて、我慢に我慢を重ねて、人が虫歯を放置し続けると、どうなるのかの続きです。

 

 前回は虫歯菌たちが歯の神経の束(歯髄)にまで到達したところまでお話しましたね。その歯の神経の束の中には実は、多くの血管も含まれているんです。その血管によって、歯に栄養を与えているわけですね!!そう、ということは歯の神経に達した虫歯菌たちは、当然血管の中にも入ってしまうわけですよ。そうなれば、ウォータースライダーをすべるかのごとく体中を流れていくことになります。そのまま、全身を駆け巡ってしまう!!!!と、ご心配のアナタ!!ご安心を。体の免疫力が普通にある人は、血液中に入った虫歯菌たちは、すぐにやっつけられてしまいますので。ちなみに、このように虫歯菌たちが血液中に入ってしまった状態を菌血症(きんけつしょう)といいます。この、状態でとどまって、血液中に入った虫歯菌が無事退治されてしまえば問題はないのですが、もし退治されないとどうなるのでしょうか???

 

 そう、時には体の免疫力が低下しているがために退治されないときがあるのです。そうすれば、ご想像のとおり虫歯菌は全身を駆け巡り、脳や心臓、肺などの重要な場所にも侵入を試みることになります。このように体の防御システムである免疫により退治されなかったときを敗血症(はいけつしょう)といい、時には死亡することもあります。

 

 時たま、テレビなどで『虫歯で死ぬ!?』などをやっているのは大抵はこの内容ですね!!


 以上で、エナメル質齲蝕から始まり、敗血症で終わる虫歯特集でした!!!!


 明日は、少し歯から離れて、現在の食文化を支える『グルメ・クーポン』に注目を当ててみたいと思います。 なぜ歯でなくグルメクーポン??と思われたそこのアナタ!!その理由も書きますので、ぜひ明日もよろしくお願いしますね(^o^)丿

 

 【食こそ文化なり】この言葉は大好きな言葉の一つです!!!