■精進料理教室
こんにちは、永田孝枝です。
先日は京都にある沙羅双樹の寺として、有名な東林院の精進料理教室に行って来ました。
ひとつのおやかんで、沸かしたお茶を皆で頂きながら和尚さんから「食も修行のうち」という法話と、料理の作り方を聞きながら始まるお料理教室。
日本の風土と材料を生かし、自然の姿・形・色などを最大限に活用して、工夫されたものが現在の精進料理。
毎月季節に合った、食材を使って四人で協力して毎回三品作ります。
今回のメインは胡麻豆腐作りで、パラパラの白ゴマをすり鉢で、丹精込めひたすら擦りまくりやがて油が出てきて、味噌状になるまで交代しながら30分以上かかりやっと本屑を入れて、火にかけて今度はゴムベラで空気を入れながらの練る三昧( ;∀;)
禅寺では胡麻豆腐は丹精込めて作るので、最高のもてなし料理と言われてるのわかりました。
「丹精を込める」って物事を真心を込めて行うことですよね、最近出来てなかったなと反省するいい機会になりました。
実習後の試食は、ご飯と汁物を入れて9品、「食事五観文」を唱えて全員で感謝して頂きます。
今回の精進料理教室でも、目の前にある当たり前の事に感謝する気持ちを改めて教えてもらいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。