イエナプラン教育、大崎市でやってるところあるのかな? | 大崎市郵便番号989-2400『新・日曜塾おらほの寺子屋』ブログはこちらです!

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カラフル学舎は、震災直後のボランティア塾としてスタートしたおらほの寺子屋が前身です。その後独立し、現在は大崎市を拠点に4ヶ所で授業を行っています。ブログのタイトルは、初心を忘れないため当初のままにしております。

今日は、自分なりの解釈でイエナプラン教育の方針を意識しながら授業を行っていきました。


イエナプラン教育 は尾木ママ絶賛の教育法で、たまたま関連動画を見た際に、、小学生の生徒たちが学年問わず在籍している、毎週木曜日に開いている小学生専門塾「すもも塾」(古川第二小学校近く、カラフル学舎サポート校)にフィットすると感じていたのでした。


安易に、いいなと思ったものをその都度やってみるのもどうかとは思うのですが、学年が同じではない生徒が多数いる場合、全体の一斉指導は難しいためひとつの打開策になればと思って試してみた次第です。


これまでも、いろいろ試してはいました。

その結果、課題をこちらから出して添削指導するスタイルに最近は落ち着いていたのですが、これではこちらが主導権を握る形になって生徒の中に待ちの姿勢を作ってしまうなと感じていました。


そこで、今日は思い切って一人一人と向きあう時間を設け、なぜ自分が塾に来ているのかを確認したあと、今日やるべきことを生徒自身に聞いて、それをどういった順番で行っていくといいかを相談し、あとは各自のペースに任せてみることにしました。


その後、様子を見ていたのですが、予想よりスムーズに事が運びました。

小学生の低学年の子であっても、自分で決めた目標に対してはひたむきにやるんだなと。

あれをやりなさい、これをやりなさいといった強制力は時に必要かもしれませんが、自主性を伸ばしたいなら、相手を尊重しなくてはなと感じました。




各自やるべきこと(主に学校の宿題)を終えたあといつもなら、

「次は何するの?」

という質問がくるのですが、今日はちょっと違いました。


塾に動物将棋を持ってきた生徒(小2)がいました。

その生徒は、動物将棋をやりたくて仕方ありません。

普通なら、それは塾でやるものではないとたしなめることもあるでしょう。

けど、事前の話し合いの中で、動物将棋のやり方をみんなに話してもらってもいい?と確認したら、いいよ、とのことだったので、授業の一環として動物将棋を使うことにしました。

すべて宿題が終わったその生徒は、説明の準備や練習を自分でし始めたのです。

「次は何するの?」じゃなかったことに驚きました。


他の生徒はそれが気になって仕方ありません。

けど、目標を先に伝えていたので、気持ちがちょっと逸れてもすぐ戻せるんですよね。

これは発見でした。

それから、これも事前に、今日は動物将棋の動かし方を○○くんが教えてくれるから、ちゃんとお話聞いて動かし方も覚えて一緒にやろうね、と伝えていたのも良かったんだと思います。


そして、いよいよみんなで輪になって、○○くんを囲みプレゼンスタート。

しっかりお話が出来ていましたし、お話を聞く姿勢も良かったです。


うーん。

結構いいかも。


イエナプラン教育がどんなものなのか、本当にまだ分かっていないのですが、カラフル学舎でやった協働学習にも通じるところがあったので、今後もう少し改良を加えながら、いい授業を作っていけたらと思っています。