今日、いつもお世話になっているテキスト会社のご担当の方と打合せをしてきました。
そこで、教えていただいた新商品が破壊力抜群で、先ほど生徒たちにも意見を求めたところ、もう反応いいのなんの。
すららの良さは分かっているつもりですが、もっと広い視野を持って多くのアイディアに触れていかないと自分の中に偏りが出てしまう危険性ってありますよね。
そう思っていたら、数ヶ月前に一度問合せをさせていただいてた映像教材会社さんから連絡が来ていました。
それから、本当にたまたまなのでしょうけど、どうやら新しく出来たばかりのオンライン系の会社さんからも資料送付の以来のメールが来ていて、なんと言いますか、各社、相当熾烈な争いになっているのを感じています。
学習塾の講師不足は、首都圏ではこちらが想像しているよりはるかに深刻らしく、ICT教育の発展の影で、実は正確な指導が出来る人材が減ってきているのではないか、というのは感じるところです。
ですので、これがもう少し時代が進んだりすると、塾の存在意義がまるで変わってしまうのもあながち遠い未来ではないような気がしています。
学校は塾の移ろいに比べたら間違いなくゆっくりなはずだけど、この大きな潮流がもし本物だとしたらなかなか抗うことは難しいでしょう。
海外に目を向ければ、多くの途上国で教育を国家プロジェクトの柱とし遠隔地でも均質の授業が受けられる体制が整えられている、といった話はもう珍しいことではなくて、どこを選ぶかとより良いか、という状況ですし、そういう動きはもう止められないのですから。
そうなると、もう勉強したくても出来ない、といった人がどんどん減ってきますよね。
それが目的ですし。
すると、例えば極端な話、私は知ってるけどあなたは知らない、といった優位性はもうなくなっていくんじゃないかなってふと思うことはあります。
それより、共通の情報をどう活かすのか、というスキルが求められていく時代になっていくんでしょうね。
カラフル学舎は、たまたますららというオンラインシステムを導入していて、それがたまたま大崎市では今のところうちだけではあるんですけど、あと数年もしたらあちこちにこういったスタイルの塾があったって何も不思議じゃないです。
まあ、どうなっていくかは私の考えだけではどうにもなるわけもないのですが、この話自体がまだ偏っているのか、それとも意外と受け入れられる話題なのか、それが現時点では私の知りたいところ、というのがとりあえずのまとめになりますね。
どんなにいい教材だろうがシステムだろうが、すべてはそれを正しい見地をもって扱えるかどうかということに尽きます。
人の心を育むのは人、という言葉がなんとなく頭に浮かんだらしっくりきたので今日はこのあたりで。