チベット支援者が泣く理由。

チベット支援者のブログをよんだ。

『ゴール地点に中国人は入れるのに、僕たちは入れなかった』
『警察はチベット支援者のみを目の敵にし、中国人は見逃した』
『日本の警察に失望した』

涙ながらに自らの無力さと、日本の警察への恨み節を述べていた。

当たり前だろうと思う。聖火リレー邪魔する奴を排除するのが警察の仕事なんだから。
中国人はリレーを妨害しない。差がついた理由はそれだけ。

アテネオリンピックの時、マラソンで一位をひた走るデリマ選手が、
変なおじさんの乱入によって優勝を逃したという悲しい事件があった。

『ランナーかわいそう…』『なにやってたんだ警備員！』
『変なおじさん許せない！』

聖火リレーを妨害してる人って、あの変なおじさんと一緒だって事にみんな気付こうよ。
積み上げて来たものをぶち壊したあいつに、みんなも腹が立ったはずだ！

チベット支援者は、リレーを妨害する人たちを糾弾しなきゃいけない。正当な抗議活動ができなくなったのは、
そいつらのせいなんだから。中国人が優遇されて、支援者が目の敵にされるのはそいつらのせいなんだから。
そんなの悔しいだろ！

警察は仕事をしただけ。支援者は正当な抗議活動がしたかっただけ。中国人はリレーを成功させたかっただけ。みんな真剣なのに、妨害者だけが全てを逆撫でしてるんですよ。

ちなみに僕をチベット支援派。いとうせいこうさんのブログで、チベット寄付援助オークションにも参加した。でも妨害は嫌い。そういうことです。