3/10(木)本間部長の道新の読みどころ ~新聞は雑学の宝庫~ | おらが街のブログ*高橋新聞店(北海道 旭川市)

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(有)高橋新聞店
北海道旭川市末広1条5丁目
北海道新聞の販売店です


※昨日の紙面読みどころです。読みどころを参考にもう一度読み返してみませんか?
部長さんの異動にともない、あと一回(3/11分。後ほどアップします)で最終回となります。
なかなかブログで更新できずにごめんなさい( ;∀;)
みなさまの感想をお待ちしています。


おはようございます。
北海道新聞函館支社販売部長の本間欽也です。
いつも北海道新聞ご愛読をありがとうございます。

<イチ押し!>
39面「万感『裁判はこうでなければ』

日本に生まれてよかった。「行政追随の判決を繰り返せば、司法の信頼が揺らぐとの危機感」を持ち続けた元裁判官が弁護人して、その後輩たちの現役裁判官が下した。彼の国だとどうか。追随どころか制圧される。弁護団長の井戸さん。裁判官退官後は悠々自適な生活が待っていたはずなのに、福島の事故が起きる。当時は画期的な判決を悔いた。彼を突き動かしたのは「司法に裏切られた」との声。法曹としての倫理観、使命感、熱意そして体力に感動した。山本判事はどういう人なのかな?という興味はあったが、申立人の弁護人がこんなに偉大な人だったとは!
前項で山本判事も紹介している。


⑴1面「ニセコに100億円投資へ」香港系企業が
相次ぐアジアンマネーに、本気で「道新中国語版」のアイディアを描きたくなる。需要は計り知れないだろう。北京特派員、OBに相談する。「卓越国際社」は在京、まずは郵送で北海道新聞を売り込む。


⑵1面「まなぶんクイズ」
情けないが全然わからなかった。答えは意外。こうして毎朝4時間以上も新聞を読んでいる大人でさえ勉強になるこのクイズ。子どもに新聞を開かせるために作った。これがついに毎日掲載になる。春の新紙面から。


⑶3面「原発訴訟 司法が変化」
注目は4人の学者。記事は適切に2対2の配置。差し止めに反対の二人は納得できない。升田氏「早期に結論を出す必要がある仮処分になじむか」この人は本当に元高裁の判事か。「高度に科学的に」建設された福島原発がぶっ壊れた。「早期に結論を出す必要がある」からこそ仮処分申請を選んだのだ。元判事が論理矛盾してどうする。宮崎氏も危うい。こういう「原子力村」の専門家がお墨付きを与えた結果が「フクシマ」だ。小泉純一郎氏も函館でそれを悔いた。「関係者の努力」を評価している暇はない。今、地震と津波が起きるかもしれない。宮崎氏の最大の誤認識は「仮に夏場に電力供給滞り…」事故後5年間、猛暑と極寒の合計10回を日本は難なくクリアした。一度も全国で停電しなかった(小泉氏)。宮崎氏の具体的事例を提示しない空論。

※首相動静→昨夜もマスコミ対策。新橋の小料理屋で日経幹部と会食した。

⑷5面「函館周辺 宿泊予約82%増」
新幹線開業の3/26から函館マラソンの6/26までが絶好調!とは函館のホテル関係者。ご予約はお早めに。私も早く予約しなきゃ(笑)

⑸6面「サンダース氏 競り勝つ」
一方で「トランプ氏 3州制す」共和はトランプで決まりだろう。NAFTA支持とTPP推進からTPP反対に「変身」したクリントンは自民党そっくり。オハイオだけじゃなく、今後もこの矛盾の変身で苦戦するだろう。

⑹6面「新5カ年計画の中国<下>」
鈴木特派員の労作はわかりやすく示唆に富む。陳言氏の言葉は、良い意味で名前に似合わず新取り精神に溢れる金言だ。「陳言」とは古くさい陳腐な言葉の意味なのに。「訪日客は日本に良いイメージを持って帰国します」。私もたった一度の台湾訪問で褒めちぎる。まさに百聞は一見に如かず。反日教育で聞かされ続けても「一見」で反日感情を払拭するかもしれない。

⑺10面「観光の『顔』 誘客に奮闘」
浅見さんの経歴を知りたかった。写真奥に見えるパンフレット群は道の駅の定番だが、男女二人、それも30~40代の専任案内役を置くのは珍しいし贅沢だ。私は昨年末に訪問して「ここのレストラン以外で美味しいものを提供する店はありますか?」と質問。町内数店を紹介記事のように流れるように紹介してくれた。実は期待していなかったので驚いた。「あなたの行きつけをこっそり教えて」にもしっかり答えた。これは自治体職員は答えにくいはず。これも大森町長のご発案だろう。

⑻14面「JR北海道人事」
ローカル線対策の大きな人事異動。
五稜郭駅長に抜擢された神林さんには、
新幹線関連人事異動でたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。御栄転おめでとうございます。
五稜郭駅でもご活躍ください。

⑼36面「NZ州代表 札幌合宿へ」
ラグビーの大ファン。あの「ままならないもどかしさ」がいい。ままになるアメフトとは大違いだ。合宿本拠地は月寒か。見に行く。

(10)37面「函館朝市 感情胸に復興」
そうだった。震災後は全紙を読みあさって切り抜いた。当時は浸水に悩む朝市の姿を各紙が伝えていたが、復興の様子は伝えていない。本庄記者は鋭い着眼で掘った。道内の被害状況を一覧で復習できた。現在の朝市が見違えるように復活して輝きを放てるのは、従業員の声と市民の励まし。また泣いてしまった。


※あくまでも本間欽也の個人的な主観、考え方に基づいた内容です。
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