配達さんの川柳! | おらが街のブログ*高橋新聞店(北海道 旭川市)

おらが街のブログ*高橋新聞店(北海道 旭川市)

北海道旭川市末広・末広東・春光・花咲の地域密着情報いっぱい♪中の人はミニコミ紙「おらが街」の取材で地域をまわっているよ!
(有)高橋新聞店
北海道旭川市末広1条5丁目
北海道新聞の販売店です

配達さんが趣味で書いた川柳を、川柳集にして見せてくれました ペンネーム?は日暮爺老(ひぐらしじろう)さん(笑)



定年後、なにかをしたいと思い立ち、今年の2月にはじめた川柳。
たった10日ほどで詠んだ分とのこと! なんと、229句もありました~(笑)すごい!!!



これから、数回にわけていくつかご紹介していきたいと思います。
(ブログのテーマも、日暮爺老さんの名前で追加しました(笑))
今回はまず最初のページから10句をご紹介しますね!!

ボケ防止とストレス解消 川柳詠むのはいいのかも?
老い二人 毎日ストレス ぶつけ合い
目が覚めて ご飯を食べて新聞読んで これから一日どないしよう

新聞の記事はほとんど走り読み テレビ番組念入りに
年金のこの先思うと心は暗い 食欲不振で腫れむくみ
「飲み過ぎ食べ過ぎ」気をつけろ 飲んだ食べたは何時のこと?

舌絡み 「聞きづらいよ」と妻絡む
新聞の折り込みチラシの特売日 今日も出かけるスーパー通い
あれやこれやと買物籠に レジの金額多すぎる? 己の暗算本体価格
レジの金額予算をオーバー 慌てて一品二品返す


巻頭にありました「発行にあたって」をご紹介しますね。
発行責任者の「末広 広末」さんから、作者の「日暮爺老」さんのことが紹介されています。
(以下、本文から)※一部割愛しています


「発行にあたって」  
この度 川柳集発行にあたり、発行責任者といたしまして作者日暮爺老のご紹介など一言ご挨拶を申し上げます。  
作者 日暮爺老氏は 昭和14年美瑛町の米農家の次男として生まれ、地元の小学校・中学校そして旭川市内の高校を誠に粗末な成績で卒業致しました。皆は百点満点を目指すとき、作者は五十点を満点として励んだとのことであります。しかし停学はもとより中退・退学することなく卒業。両親は卒業証書を手にした息子を見て涙を流し、赤飯だけでなく紅白の餅をついて祝ったというエピソードがあります。

 卒業後の進路について、両親は農業を薦めましたが当時の農業の動力は馬がすべての時代で、作者は馬に蹴られて大怪我をするところであったこともあり、どうしても馬と間が合わないためサラリーマンの世界を志したのであります。
サラリーマン生活現職42年間、そして第二の勤め5年間合わせて47年間。職場の先輩同僚に恵まれ、また温かい家族に支えられ何の業績も功績もなくただ年功だけを積み重ね大きな失敗もなくサラリーマン生活を終えました。

 その後もともと密度と細胞の量の少ない作者は、このまま居ては忽ち脳が空っぽになってしまうと思い何か仕事をと考えましたが、労働年齢は無理よ無理 無理と、日頃から道新の「卓上四季・川柳・うそクラブ」に興味を持っていたことから川柳をと考え、思い立つと即実行の性分の作者はこの二月になって十日ほどで詠んだのがこの度発表のものであります。
どうぞ一笑と言わず二笑三笑にふして下さい。 多く笑って頂いた方が嬉しく存じます(川柳ですから)

発行責任者 末広 広末