炊飯器

朝、炊き立てのご飯になるよう

 

夜予約ピッとして寝た

 

朝、ぼーとして台所

 

ぼーとして

 

食洗器の食器を片付け

 

ふと炊飯器を見る

 

え・・・・・

 

固まる

 

炊飯器の蓋あいとるじゃないか

 

どうしたんだいキミはてなマーク

 

思わず炊飯器にしゃべりかける

 

 

 

いろいろ考える

 

蓋を開けたまま予約したのか

 

いやいやまさか

 

そのまま炊飯できるはずが

 

じゃキミはいつ開いたんですかね

 

 

よく観察すると

 

ご飯の上部は

 

すこしぱさぱさ

 

恐る恐るかき混ぜる

 

なんか炊けたような

 

炊けてないような

 

そっと蓋を閉めた

 

 

見ぬふりをしようというわけではない

 

保温してすこし蒸らす気持ちと

 

心を落ち着けたい

 

 

何がおこったのだろう

 

時々小さい小人が

 

いたずらしてるんじゃないか

 

と思うことがあるけど

 

これもそんな感じ

 

 

身に覚えはないが

 

私しかやった奴は

 

いないであろうこと

 

最近とみに頻発中

 

笑うしかございません笑い泣き

 

そして自分の中の

 

小さい小人にこらっと

 

怒る

 

いやしかし防げんよなぁ

 

 

意を決してそれで

 

お昼のおにぎりを作る

 

はてさてダイジョブなのか

 

夫にまで与える勇気なしあせる

 

いや4合

 

冷凍するにしても

 

隠して我慢して食べるか

 

食べ物を残すなんて

 

ましてやお米を捨てるなんて

 

日本人としてあるまじき

 

わたし昭和の人間プンプン

 

結局普通に食べれました

故にチンして夜ご飯に食卓へてへぺろ

 

 

考えるに

 

ただ蓋を開けた記憶が

 

飛んだのか

 

 

まったくわたくし

 

身に覚えがありましぇん真顔

 

私の中の小さい小人よ、

ほんとちいさいいたずらだけに

してくれたまえお願い