擦り切れるほど観た
映画を君と並んで見て

心地よい安堵に包まれながら
いつ眠ってもいいような
でも眠るのがもったいないような

生温い空気の中
窓からは
春のような 秋のような 柔らかい風

でも終わりは知っている
エンディングロールでは
君の好きなあの曲が流れるんだ

だから
いつ眠ってもいいような
眠るのがもったいないような

そんな中で
生きてても
死んでても
世界は変わらないという確信と
真実をもってして

永遠を刻む

そんなことを夢みてる
夢 が あった

夜の先に何が見える?


きっと瞬きの数より多く
君の名前を呼んでいた

聞こえる?
聞こえる? って


…欲しいものなんてない
君のほか なにも要らない
わたしはとんでもなく考える質らしい。
人に言われないと気づかなかったけど、
意識していれば確かにそうかも。しれん。

ばかみたいに、
くだらないことばかり、ずっと考えてしまう。

考えて「しまう」っていうけど、
考えるのってそんな悪いことではない、はず。
だよね?

ただ、
行き過ぎると「悩み」になって、
それは前進する力を奪う。
というか、
奪われたかのように錯覚して、
進むことを諦めてしまう。のか。
面倒だ。
「考える」と「考え過ぎる」の
ボーダーラインはどこだ?

過ぎたことをひっくり返して、
取り出して、混ぜ返し、
また同じことで悩む。
その繰り返し。
答えなんて出ないんだけど、
もう癖のようなものなんだろう。
「あのときはこうで、それが悲しかった」
繰り返し。
あんまり良い傾向とは言えない。

なんでか、
楽しかったことはあまり思い出せない。
でも情景としては残ってて、
たまに ふっ と浮かんできて、
くすぐったい気分になる。
はずかしくなる。照れる。
調子に乗らないようにまた封印して、
「あのときはこうで、それが悲しかった」
を、また取り出して溜め息ついてる。

悩むのが好きなんだろうか。
精神的マゾっぽい感じ。いかん。


何も考えてないような ポカン とした時間でも、
オートで思考が巡ってて、
同じ傷跡をなぞってる。
すべての行為に意味があるとしたら、
これはどういう意味を持つんだろう。

確信めいたところは、
都合が悪くなるからか、あんまり深く考えられない。

あ、
自分、前進したくないのか?
逃避?
ただの現実逃避?

(…これが正解っぽいな…)

マイナス思考とかネガティブとか、
そんな立派なあれじゃない。
私はただの弱虫なようです。

がんばるか。
がんばるってなんでしょう?

おっとこれも逃避か!
うーーーーーん…
考えるってむずかしいわ。
一眠りして、また考えよう。
過ぎてもいいから考えよう。


おやすみなさい *v*